昨日は世界遺産として、又京都で最後の桜を見る「御室の桜」としても知られる仁和寺をたずねました。仁和寺は平安時代初期に宇多天皇が先帝光孝天皇の御願を引き継がれ、888年(仁和4年)に完成された。宇多天皇は退位後出家して、仁和寺に御室を建て住坊にされ30余年もの間過ごされた。それが「御室(おむろ)」の地名となり、寺名は創建時の年号によります。宇多天皇の後代々明治維新まで法親王が門跡となられました。平安時代から鎌倉時代には真言宗の正系として興隆しますが応仁の乱で衰退し、江戸時代に徳川家光の援助を受け再興なりました。広大な境内は御室御所跡として、国宝、重文の建物に、宝物がおおくあります。庭園内の茶室は庭内が広く木々との調和が素晴らしいものでした。

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江戸時代に建てられた、周りを圧する仁王門です。


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仁王門を入ると、向うに中門が見えます。


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中門(二天門)の持国天がギロリと。


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本尊阿弥陀安如来が祀られる国宝の金堂は、寛永時代に御所の紫寝殿を賜り移築したもの。


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五重塔は江戸時代、各層の屋根の大きさがほぼ同じ。


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樹高2mほどの八重桜。手厚い看護で延命療養中です。


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本坊の南庭は白川砂を敷き詰め。


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なんとも繊細な意匠の廊下の高欄。


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廊下の杉戸に舞楽「蘭陵王」。


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北庭は池に木々の緑濃く向うに五重塔が見え。


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白書院、黒書院、宸殿をつなぐ渡り廊下。


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茶室側の苔むした灯篭。


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光格天皇ご遺愛茶室「飛涛亭」。


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遼廓亭の前庭、石橋に止め石。


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遼廓亭は尾形光琳邸から移築、見事な屋根の組み合わせ。


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尾形光琳の意匠感覚を存分に感じられます。

炎暑の最中の庭歩きでしたが、屋外の陽に暑さを感じ、緑陰にその涼風を感じる。そして先人たちの足跡を見て、素晴らしい意匠感覚に感動する。やはり歩かなければと汗を拭き拭き思いました。