前々回、真如堂の内庭で、木の名前を「シャンシャンボウ」といっていましたが正しくは「シャシャンボ」又「小々坊」であると、今日分りました。ネット上に多くの記事がありました。変わった名前ですが本名のようです。調査結果を下記に記載いたします。間違いを伏してお詫びいたします。

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属名 ツツジ科スノキ属 学名 Vaccinium bractetum 別名 サシブ
「少々坊」(シャシャンボ)名の由来 果実が小さいのでこの名がある。
特性 常緑低木。 樹高は2~5m。 樹皮は赤みが強く、鱗片状にはがれる。
葉は単葉で互生。 葉身は倒卵状長楕円形または長楕円形で、長さ3~8cm、幅は1~4cm。葉の表面は濃緑色で光沢がある。裏面は緑色。葉縁は低い鋸歯。葉先は短い鋭頭。
全年枝に総状花序をつく。花は白色で壷状鐘形。長さ約5mm。
果実は液果。球形で直径約5mm。紫黒色に熟す。果実は食用になる。
分布 本州(関東南部以西)、四国、九州の丘陵帯に分布
花期5~7月、果期9~10月。

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花を付けている枝は細くて長さ10cm前後。前年に伸びた枝と思われる。葉も普通の葉に比べて小さく、その葉腋から長さ5cmほどの花序が出ている。葉に隠れて花序は見つけにくい。花は小さな壺形で、長さ5mmほど。先端は5つに分かれ、反り返っている。表面には白色の微毛が密生している。
夏に花を咲かせる樹木は少ない。シャシャンボの本格的な展葉は初夏であり、その頃に花を咲かせているわけで、シャシャンボにとっての春ということなのであろうか。ちなみに、盛んに葉を出して生長している個体では、花を見ることができない。



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花枝が伸び、その枝に壺状の花が多数下向きに咲く。花枝には葉が付くこともある。果実は表面に微毛があり、直径5~6mm。秋に黒紫色に熟し、甘酸っぱくて食べられる。