2005年6月2日

イメージ 1

午前8時起床、今日はいよいよ鉄道で出発の日、出発は午後7時と夕刻なので急ぐ事もなくチェックアウトして、スーツケースはホテルに預けておく。午後はガイドのバーシャに市内を案内してもらうので近辺を散歩した。昨夜のレストランノスタルジアはカフェの時間、コーヒーをゆっくり飲んで、駅の待合室まで歩き駅舎をゆっくり見学する。何ともレトロな美しい駅に好いなーと一人うなずく。駅前広場には煙が立ち上がり、香ばしい良い匂いがする。匂いに釣られて行くとテント張りの前で、串刺しの肉の塊がジュージューと幾つも並んで焼かれている。売り子はアジア系の顔、"これは何"と日本語で指差すと、解ったのか"シシリク"と言う。一つと指一本立てると、看板に100pと書いてあるのを指差す。"OK"と頷きながら100p渡し1串をかぶりついて見る、コショーと塩加減が丁度良い具合で暖かい肉汁が口いっぱいに広がる、羊の肉だが匂いはなかった。口の中は幸せで一杯。

イメージ 2イメージ 3
レトロな装飾のビルウラジオストック駅舎

その後駅前の食堂でカウンターに並び順次、自分の好きな惣菜やパンを取って、勘定する。トレーに肉じゃが風と野菜サラダ一杯の二皿にパンとコーヒーで70p安い!!、腹も幸せになった。午後はバーシャの案内でロマノフ王朝最後の皇帝ニコライ2世(日本では皇太子の時、訪日し警官に襲われた大津事件で有名)の凱旋門。軍港の金角湾に面しロシア軍太平洋艦隊本部との並びにある。それと港の陸に揚げられた、潜水艦C-56 が博物館になっていて、潜水艦のせま苦しいメカニズムを体験して、第二次世界大戦当時の写真などが展示されているのを見る。その後グム百貨店へ行く。旧国営で100年前の建物が雰囲気有る物の、手入れが悪くて、くたびれた感じで店員も声一つかけてこない、もちろん微笑み一つ無く店全体の雰囲気はぐったりと疲れた感じだった。 外は雨がひどく降ってきたので、ウインドブレーカーの防水した物を買い入れる。このウィンドブレーカーは今でもしっかり使用出来ているので良い思い出になっている。そうこうする内に、時間も17:00に成ったので、バーシャに"ありがとう"を言って別れる。そして駅に移動する事にして、ホテルでスーツケースを受け取り、駅に向かった。ホテルから駅まで雨は止んでいたが、道路はでこぼこの上水溜りだらけ、スーツケースが転がらず困った。     当地時19:00発のオケアン号ハバロフスク行きは、発車30分前から乗車可能となる。一車両ごとに担当の女性車掌が居てチケットを提示して乗り込む。 チケットの見方が不確かな為、自分のコンパートメントが分からず周りの乗客にチケットを二回ほど見せてやっと入室できた。

イメージ 4イメージ 5
軍艦の並ぶ港ニコライⅡ世の凱旋門

イメージ 6イメージ 7
シベリア鉄道路線モスクワまで9288km  

先客には50代位の男性二人、まずはニコッ(ズドゥラーストゥヴゥィチェ:こんにちは)、一人は制服のポリスで、もう一人は自分はシークレットポリスだと証明書を見せてくれた。おっかな安心といった所。後ほど50代位の女性客が入室してきた。制服はアンドレイ、シークレットはビクトル、女性はナターシャ、自己紹介が終わって、列車が動き出すやビクトルは直ぐに1.8リットル位のビール瓶と500cc缶2本、イルクーツク産と言う魚の燻製など次々出して、私に勧めてくれるが自分は弱いからと断って、グラス1杯で(ザッ ナーシュ フストレーチュー:私たちの出会いに乾杯)。ビクトルは英語が出来たので、早速にコンパートメント内はロシア語会話教室なった。そうする間に10時を過ぎた頃もう寝ようと言う事で、ナターシャがパジャマに着替えるので男3人は外に出る。各車両に一人の女性車掌がシーツ(60p:\250)や金属取っ手の付いたチャイグラスに入った紅茶(10p:\42)を売りに来た。シーツをもらって全員即寝息、自分もその内ぐっすり朝6時まで眠れた。朝は又車掌が新聞や紅茶を売りに来る、まもなく7:30 ハバロフスク到着の予定。

イメージ 8イメージ 9
オケアン号ビールと魚の燻製