明日、私が死ぬとしたら
どれくらいの人が悲しむのだろうか。
明日、私が死ぬとしたら
私がこの世界に生きた「証」は一体どれくらい残るのだろうか

夜は好きだ。誰もが私の日常のように、死んだように眠る。それがとても安心するから。それでも、明日だって朝が来る。勿論誰かにとっては希望の光だ。
だが、劣等感を抱えた私にとっては、誰かの為だけの光なのだ。

望まない日光ががカーテンの隙間から差し込み、私は空を睨んだ。

届かない声に、肯定されない生き様に、それでも生きている私は、一体この世界に何を望んで、そしてこの人生で何を掴んだか、それすらも分からないまま呼吸を続けている。
切れた指先から零れ落ちた血液だけが私の生きた証のように感じていた、この瞬間、私は確かに死ぬのを待っていた。

いつからだろうか、自分の事がこんなにもどうでも良くなってしまったのは。
あんなに好きだったあのバンドのあの曲が、あの言葉がこんなにも響かなくなってしまったのは。
何も変わらない初夏の昼下がり、失ってばかりの私はただ苛ついていた。

もう一層、世界が終わってしまえば、殺人鬼がこの部屋のドアをいきなり開けて、私の左胸を刺してくれれば、こんな事を考える間もなく刹那的に消えていけたら、どんなに楽だろうか。
私自身を何より信じ、そして何より愛していた。そんな私が居るこの世界に、愛して貰えないのならば、受け入れて貰えないのならば、消えてしまうのが正しいのでは無いか?それこそが人事を尽くすという事ではないか?
そんな事ばかり考えてしまう。そんな事ばかり考えてしまうのに

何故だろう。
こんなくだらない遺言を考えている脳味噌が、
こんなにもくだらない毎日を、それでも枯れずに見つめる瞳が
綺麗では無いが、二酸化炭素の中に確かに混じっている音を吐き出す口が、
私の身体の真ん中より少し上、BPM63くらいで鳴っている心臓が、
愛おしい、愛おしい、愛おしい。
死にたい。生きているからそう思う。私が今、死にたいと願っているのは、
生きたいと願ってしまっているから?

ルーズリーフに言葉を並べながら
近所のハードオフで買った、錆びた弦が張り付いたギターを弾きながら、私は笑った。
こんな時にまで何かを伝えようとしている自分の可愛らしさに腹を抱え笑った。
私達人間は儚い生き物だから、望まずとも
どうせいつか星になってしまう。
その前に何がしたいかな?
もう答えは出ているな。
あの日歌っていた希望に溢れた歌の様には、まだなれていないが。

私は今、私だけの朝を迎えた気がしていた。

って思ってこの曲描きました!!!!
ちょっと分かってきた!?