してやられたと思った。まさか自分が18歳の色気にこんなにやられるなんて。こんなはずじゃなかった。若々しくて元気いっぱいな姿をみて癒されていたはずだったのに。

わたしはアイドルにリアコになりがちな性格ではあるが、まさかこんな若い子にまでリアコを発動してしまうとは思わなかった。徐々に大人になっていくんだろうとは思っていたけれども、デビューして半年たらずで急に男性の色気やカッコ良さを出してくるとは予想外だった。

自分の応援している子がカッコよくなって嬉しくないわけはない。元気で若くてかわいくて溌剌としている姿だけじゃなくて、色んな表情をするようになったのは成長したなって思うし、それだけ頑張ったのだと思う。ただ自分がこの子に対してドキドキしたりキュンとしたりしていることに困惑している。きゃー!かっこいい!!ってもっと素直に表に出せる年齢のときに出会いたかったなと思う。


オーディション中にはトレーナーから「何かが足りない」と言われていたそう。正直わたしも同じことを感じていた。ダンスも上手いし歌声も好み、でもパフォーマンスに「色」を足すスキルはドルオタBBAの肥えた目からしたら物足りない。少年漫画の主人公のような溌剌さ、爽快感、元気さ、明るさは大好きだけど、それだけではつまらないなと思っていた。

「色」を足す、いわゆる魅せ方のスキルは毎日の練習・研究のもとに成り立つ(センス大量発生の子は別として)。彼もだんだんと出来るようになるのだろう。実際少しずつ色んな表情もできるようになってきてるし。見守ろうと思っていた矢先だった。

https://youtu.be/8Cnqdu1jgLE


いや、いきなり進化しすぎだろ。
びっくりしたのは本人のパートで抜かれた時のカッコよさももちろんのこと、後ろで踊っているときもカッコよく魅せてきていること。
曲や振りが彼に合っているのもあるが、いつものゴンや孫悟飯(子ども時代)感はなくこの曲の時はゴンさんと孫悟飯(スーパーサイヤ人)になっている※1。 本当にかっこいい。かっこよすぎてつらい。

(このパフォーマンスビデオよりもCD購入特典のオンラインショーケースのパフォの方がドキッとしてやばかった)

これからいろんな経験をしてもっと良い男になるんだろうなぁと思うとそれをずっとファンとしてみていきたい気持ちと切ない気持ちとが入り混じって、最終的に「自分キモい」に落ち着くのはオタク故なのかBBA故なのか(両方か)。年が離れたアイドルにこんな気持ちを抱いてしまうことが罪深いことに思えて仕方ない…と思っていたのだが、ふと以前オタクをしていた東方神起界隈のことを思い出した。

トンペン(東方神起のファン)をしていた当時は自分がアイドルと同世代だったからもあるが、圧倒的に割合が多い40代50代60代のファンは彼らをどういう目線でみているんだろうと不思議に思っていた。息子のように思っているファンも多いが男性として魅力を感じているファンも少なくなかったように思う。その時は年の離れたアイドルにそういう気持ちを抱くってどういうこと?と引いてるわけではなくただただ分からなかったのだが、今とても理解できる。(若い時のわたしに今とてもムカついている。視野狭すぎな。)

一生懸命前を向いてキラキラしている人は何歳であっても魅力的だし、それを応援出来ることが幸せだということ。自分がトンを応援していた時とは違い今はBBAだということは踏まえた上で、それでも勝手に夢を見させていただこうかなっと少しずつ思ってきている。

とりあえず、豆原一成さいこうすぎる。
このままいい男になってね。


※1 ブログ主は少年ジャンプ脳