fuminの映画な日々 -8ページ目

fuminの映画な日々

三度のメシより映画が好き。寝る時間を削って映画館でうとうとしてしまうことも…

釜山旅行の報告の途中ですが、釜山で観てきた三池監督の 「一命」、 日本でも明日(15日)から一般公開されるので、一足お先に感想を書いておきます。
英語タイトルは 「Hara-kiri, The Death of Samurai」です。
fuminの映画な日々


釜山国際映画祭の2日目の10/7、私にとっては2011釜山映画祭の初日に、なんでまたわざわざ日本の時代劇映画を観たのかというと…

ひと言でいうと「時間があったから」ニコニコこの日の午前にはどうしても観たい!というほどの映画がなく、せっかくチケットBOXに並んだので、何か買わなくちゃ…というもったいない根性とともに、

①日本でももうすぐ公開されるけど、日本で観るより安い!(3Dで8000ウォン)
②海外で日本映画がどのように受け取られているのか、知りたい。
③新しく出来たセンタムシティのBUSAN CINEMA CENTERに行ってみたい

という、ただそれだけの理由です^^;;


9時半からということで、かなり焦って海雲台からセンタムシティに移動し、長~いエスカレーターを上って、入口の前で3D用のメガネを手渡され、既に暗くなった場内に案内されると…。
GV(ゲストヴィジット)ないので、空き空き!チケットは前から3番目くらいの席だったんだけど、「どこでも好きな席に適当に座ってね」と案内されて、座ったら隣がず~っと空いているのでそのままずりずりと真ん中へ移動したら、とうとうど真ん中のベストポジションに^^;;;

ちょうど、オープニングでキャスト(懐かしい時代劇映画スタイルで、縦書きの毛筆字体)が画面左から右へ流れているところでした。なんとかギリギリ間に合ったようです。

さて、映画ですが、簡単にあらすじを…
滝口康彦が1958年に発表し、62年には仲代達矢主演の「切腹」として映画化もされた時代小説「異聞浪人記」を三池崇史監督が3Dで再映画化。
江戸時代初頭、大名の御家取り潰しが相次ぎ、困窮した浪人たちの間では、裕福な大名屋敷に押しかけて切腹を申し出ると面倒を避けたい屋敷側から金銭を与えられることを利用した「狂言切腹」が流行していた。そんなある日、名門・井伊家の門前に切腹を願い出る1人の侍・津雲半四郎が現れ、井伊家の家老・斉藤勘解由を前に驚くべき真実を語り始める。


この、役所広司演じる斉藤勘解由と、市川海老蔵の津雲半四郎との対峙が秀逸!
さすがは歌舞伎俳優!声が張るし重みがあるし、しかも凄い”目チカラ”目、それに対する役所広司も舞台出身だけあって、たたずまいだけでも迫力あります。
三池監督が「この映画を観たら海老蔵に対するイメージが変わります」なんて言っていたけど、たしかに…。いろいろトラブルはあったけど、「守りたいのは家族と歌舞伎」なんて気障なこと言っても許しちゃいます!!
fuminの映画な日々-一命


役所広司は、「十三人の刺客」に続く三池時代劇、「十三人…」の時は、貫禄あるけれど、急に「ダイワハウチュ!」とか言いそうな気がしてしかたなかったんですが(そんな感想は私だけだと思うけど…あせる)今回はさすがにそんなアホなこと考えさせる隙もありませんでした。

予告編にもある「貴公、何しにまいった!」という台詞で空気が一変するシーンの緊迫感!観ている方もどんどん引き込まれます。
fuminの映画な日々


井伊家という名門の家に仕えるエリート侍たちと、仕えていた藩が取り潰しになり食いつぶした浪人との対比、そこで「サムライも血の通った人間でござろう」「そなたたちもいつ同じような目に合わんともかぎらん」という台詞が出てくるのですが、私には、「一流企業のサラリーマンと、倒産・リストラで路頭に迷ったホームレス」のようにも見え、時代普遍の人間ドラマのように感じました。

さて、瑛太ですが、今まで数多くの切腹シーンを観てきましたが、はっきり言って瑛太の切腹シーンが今まで観た中で一番痛い!叫びもうこれ以上長々と映さないで、早く殺してあげて!と言いたくなるほどツライショック! 予告編もうまくぼやかしているので、ネタバレはしませんが…
fuminの映画な日々


       瑛太、頑張ったやん!  とほめてあげたい!!


私は結構気に入ったのですが、他の観客はどうだったのかしら?暗かったし、GVもなくさっさと出てきたので、どんな感じの観客だったかはよくわからなかったんですが、わざわざこれを選んで観に来るのは「三池監督ファン」か「時代劇好き」なんだと思いますが…。
拍手は起こらなかったです。

江戸初頭、関が原の合戦から月日は流れ、名門井伊家の家臣と偉そうにしていても、侍といえども実戦経験のない、地方官吏みたいな侍たち…
ここで出てくる悪役3人、NHKの龍馬伝でも憎たらしかった青木崇高がまたまた憎たらしい!そしておなじみの新井浩文、波岡一喜が井伊家の家臣代表!家老のお付には竹中直人でしたが、竹中直人は今回ははじけた役ではなく、それが逆に新鮮だったり…^^;;

fuminの映画な日々


実戦経験もないのに、プライド高く「武士の矜持」だけは持っている鼻持ちならない男達、その象徴が井伊家の家宝、「井伊の赤揃いの鎧兜」これが時々象徴的に映るんですが、私はこれを観るとどうしてもひこにゃんを思い出してしまい…、と、ちゃんとお殿様の座る場所に白猫が座っているではありませんか! 三池監督、私みたいなひこにゃんファンにもサービス?なんて思ったり…^^;;

映画関係者専用の上映は別にあったので、7日朝は一般映画ファンが観ていたんだと思うけど、海外の三池ファンが期待するはじけた三池ワールドではなかったし、チャンバラおたくが満足する話でもなかったような…。「カンヌでも絶賛!」とのコピーですが、実際どうなんだろう?


そうそう、下に英語字幕、右横に縦書きハングルの字幕があり、読む暇はなかったですが、結構ツボでした^^;;
狂言自殺は suicide bluff なんですね、(あまり役に立ちそうにないけど…)

3人の悪役侍が半四郎に襲われ、「何者?!」と叫ぶシーン、英語では「Who are you?!」なんですが、ハングルでは「누구야?(ヌグニャ)」ちょっとドラマ「マイプリンセス」の皇女を思い出しました^^;;

とにかく、日本人には、おススメです。
私は2Dで十分だとは思いますが…。なんで3D?これも疑問。
相変わらず、ブログ更新をサボっておりますが、10/5~10/9の5日間、釜山へ行ってきました^^韓国国旗

昨年も映画祭に行ったので、一年ぶりの釜山!堪能しました~~~音譜音譜

それでは、まずスケジュールをざっとおさらい。ラブラブ!

10/5 荷物を梅田に預けて、まずは出勤! 13時半まで働いて半休をとって電車バスと乗り継いで関空へ!飛行機
fuminの映画な日々-関空


出発の日は大阪は少し降っていたけど、釜山はお天気晴れ、いよいよ5日間の始まり~ラブラブ

とりあえず一般上映の映画のレイトショー!まさに「かけつけ1本」状態ですにひひ 
韓国でヒット中の問題作「るつぼ」
(映画の話は後でかためて書くことにしますあせる

10/6 いよいよ今日からBIFF(釜山国際映画祭)スタート!!
朝から、銀行で両替、そして一般公開の映画、モーニングショーでお安く「カウントダウン」
$fuminの映画な日々-金海軽鉄道

昼から金海空港へ!新しく開通した金海軽鉄道に乗ってみました。
fuminの映画な日々-金海軽鉄道車両 おもちゃみたいに小っちゃな2両連結。沙上で2号線に乗り換えて、海雲台から空港まで50分もかからないみたいです。ここの自動販売機はもちろん日本語も表示出来、ソウルのT-moneyカードもチャージ出来るみたいです。どんどん便利になっていきますね音譜
詳しくは、プサンナビの記事をどうぞ!


金海空港で成田から到着したチングと合流し、国内線到着ロビーで映画祭に参加する芸能人をウォッチング!!
fuminの映画な日々-空港のチャ・スンウォンもみくちゃでまともな写真は撮れなかったけど、
 アン・ソンギ、 チャン・ドンゴン、 ユ・アイン、 チャ・スンウォン、 ユン・ヨジョン、
監督さんも何人か通られましたが、自信なかったので声かけられませんでしたあせる
まともな写真がほとんどないんですが、少しだけ…
至近距離で観たチャ・スンウォンのフェロモンラブラブが凄かったです音譜
ちょうど、今KNTVで「最高の愛」でコミカルなトッコ・ジンを見ているところなんですが、どちらかというと「アテナ」のソン・ヒョクのようにクールな感じ!! 
ユン・ヨジョンさんには駆け寄って握手していただきました^^大好きなんです♪
ユ・アイン君も可愛いかった~ラブラブ


取材陣が引いたのでこちらも海雲台に戻り、めちゃ混雑しているセンタムのレッドカーペット、開幕式は避けて、海雲台グランドホテルのロビーで入り待ち、出待ち
fuminの映画な日々-セロンちゃん
至近距離でたくさんウォッチングできたものの、女優さんはバッチリメイクしてドレス着たら、なんだかみんな同じような感じで区別できなくて…。韓国の人たちも「誰?」と聞いてて、よくわかっていなかったようで…、とりあえずお祭り気分を楽しみました。

ク・ヘソンが人形のように可愛くて、私の知っているク・ヘソンのイメージとは違っていて、誰だか気がつかなかったり… でも、凄い人気で「ク・ヘソン!ク・ヘソン!」の歓声があがっていました♪

男優は、遠くからスラッと背が高いので目立つんですが、意外とコスがそんなに背高くなかったり、背の低いイ・ボムスは、かなり近くまで来てやっと「イ・ボムスだ!」とわかったり…。
コ・チャンソクなど中堅どころの俳優さんたちも観れて楽しかったです。
会いたかったオダギリジョーには会えませんでした。残念!汗

右の写真は、レッドカーペットから戻ってきたキム・セロンちゃんたちです。あちこちから「セロナー!」の声が上がっていました^^ 

ホテルのロビーはレッドカーペットや開幕式に出かける人、帰ってきた人、これから他のイベントや食事に出かける人、など三々五々誰かが通るので、長時間待っているとかなりくたびれてきます。
グランドホテルのロビーで開幕式の様子などを中継してくれたらいいのに…と思うんですが…。

明日に備えて準備中のボランティアスタッフに声かけて、映画祭公式プログラムをゲットして、私も明日に備えます^^

夜は毎年行っている24時間営業のサムギョプサル屋さんでサムギョプサルとテジカルビとビール、3人で飲み食いして2万ウォンって安すぎる!!

何故か宿のTVが地上波しか見れなくてチャンネル数少ないので、いつものように夜遅くまでケーブル放送の映画やMV観ることもなく、爆睡ぐぅぐぅ
まだまだ、体力温存しなくては… (続く)
9月は、少しペースダウンして16本。それでも、二日に1本のペースですが…


台風の影響で映画梯子をとりやめて早めに帰宅したり、兄の引越し等で個人的にバタバタしていたので、見逃した映画も結構あります。でも、無理して出かけてぐっすり寝込んでしまったこともあり、無理はしないようにしようと思います。

とうとう9月末でお気に入りだった高槻セレクトシネマが閉館しました。ラストイベントに行けなかったのが心残りです。貯まったポイントもそのままになってしまいました汗

動物園前シネフェスタ、神戸のシネカノン、三宮シネフェニックスと、お気に入りの映画館が次々となくなってしまい淋しい限りです。
かく言う私も、梯子には便利なのでついついシネコンに行ってしまうのですが…。
        頑張れ!ミニシアター!!

では、気を取り直して9月の16本

ライフ                     2011年イギリス

シャンハイ                   2010年 アメリカ              

サンザシの樹の下で             2010年 中国

レイン・オブ・アサシン           2010年 中国=香港=台湾

エッセンシャル・キリング        2010年 ポーランド=ノルウェー=アイルランド=ハンガリー

ホームランが聞こえた夏          2010年 韓国

探偵はBARにいる             2011年 日本

些細な事                  2007年 香港

夏休みの宿題               1999年 香港

アジョシ                  2010年 韓国

ぼくたちは見た-ガザ・サムニ家の子どもたち 2011年 日本

ミラル                     2010年 仏=イスラエル=伊=インド

街に・映画館を・造る            2011年 日本        
  
竜馬暗殺                  1974年 日本

セヴァンの地球のなおし方        2010年 フランス

神様のカルテ              2011年 日本
          
女と銃と荒野の麺屋           2009年 中国



実は、この中で2本ほど、半分くらいはうとうとしてしまって、はっきり覚えていない残念な映画あります。決して映画が面白くなかったのではなくて、私の体調管理の至らなさから、もったいないことをしてしまいました。
でも、映画館のシートでうつらうつらするのって、結構気持ちいいんですよ~、困ったもんだ…

普通にロードショー上映された日本映画は「探偵は…」と「神様の…」2本しか観てないのですが、どちらも原作がしっかりしているだけに(読んでないんですけど^^;;)とても面白く、原作読んでみたくなりました。
「竜馬暗殺」は原田芳雄追悼特集。原田芳雄、松田勇作、石橋蓮司という、今から観れば豪華なキャストで見応えありました。若い頃の桃井かおりが、なぜだか榮倉奈々に似てるな~、と思ったり…。
「大庭村騒動記」で石橋・原田コンビを見たばっかりなので、お二人はこの頃から仲良かったのだな~としみじみ…。

チャン・イーモウ監督作品を続けてみましたが、全然作風違って楽しめました。
「サンザシ…」については、いろいろ書きたいこともあるのですが…
『白血病』ってまたまたベタな展開やん!と思いながら観ていると…、実は単なる純愛物ではないとわかってきました。元気だった彼が何故急に白血病になったか…、何人かがブログに書いておられましたが^^;;
「女と銃と荒野の麺屋」も、あの目が覚めるような青い空の荒野が印象的^^

「アジョシ」は、やっと字幕付きで観れたヾ(@^▽^@)ノ 時間があればもう一回スクリーンでウォンビンを堪能しに行きたいのですが…。

10月は、釜山映画祭に行くので、またまた韓国映画を何本か観てくる予定です。
映画祭の前売り券はあっという間に売り切れて、しかも、外国人用申込サイトで個人情報を入力していって、最後の最後に「ブラウザがIEしか駄目」って、門前払いされて凹みましたあせる

東京国際映画祭には行けないけど、11月の東京フィルメックスはチケットゲットできたら行こうかな>と考え中です。毎年楽しみにしていた立命館の韓国映画フェスがなくなってしまったので…汗