「クライングフィスト」 2005年 韓国
鑑賞日:2005年12月10日 (韓国エンターテイメント映画祭)
映画館:リサイタルホール
2回目:2007年10月19日
映画館:立命館大学朱雀学舎大講堂
偶然だけど、1回目はチェ・ミンシクssiの舞台挨拶、2回目はトークショー付き。韓国公開時は、ビョンホンの「甘い人生」と同じ公開日だったので、COEXのメガボックスの前に二つの映画のポスターを張り出して、よかった方のポスターにコメント書いたポストイットを貼るという企画があって、ビョンホンの「甘い人生」めあてに来韓した私は、当然のように「甘い人生」側に1票入れて帰りました(^^
不思議な縁のあるこの映画、2年ぶりにみたけど、やっぱり泣けます。
チェ・ミンシク扮するのは元アジア大会メダリストの中年ボクサー、借金取りに追われて離婚し息子とも離れて1人暮し、今は路上で「殴られ屋」稼業。
かたや、リュ・スンボム扮する不良少年は、とうとう警察に捕まって、少年院で初めてボクシングに出会う。
中年ボクサーは、賞金を稼いでもう一度ボクサーとして花咲かせて、再婚する妻の元にいる息子に「頑張る父親」の姿を見せるために…
不良少年は、父の急死で残された病気の祖母の面倒をみるために少年院から出る手段として`
それぞれの人生をかけて挑戦する「ボクシング新人戦」
両方のボクサーが新人戦に挑戦するまでの経緯が丹念に描かれ、最後の試合のシーンまでは全く別の話が淡々と交互に出てくる。試合のシーンになって初めて音楽やカット割りなどで盛り上げてくれるので、それまで抑えたトーンだった反動で思いきり心が動かされる。
激しいボクシングシーンに重なって、再婚先の相手と新居を観に行く母を振り切って1人地下鉄に乗って試合会場に急ぐ息子の姿、そして孫の試合を応援する為に、まだリハビリ中で足元も覚束ないのに病院抜け出して試合会場に向かうハルモニの姿とが交互にオーバーラップ。
この盛り上げ方が、リュ・スンワン監督、うまいな~と思う。
今までいろんなボクシング映画を見たけれど、一番泣けた。
1回めに観た時は、脇はヒョン・ヒボンやキ・ジュボン、イム・ウォニくらいしか気が付かなかったけれど、今度2回めみたら、オ・ダルスやチョン・ホジン、アン・ギルガンなど、見知った顔ぶれがうじゃうじゃ。
いい映画は何回みても泣けます