4月12日付け西日本新聞より。
ロタウイルスご用心
▼急激な脱水症状も
福岡県保健環境研究所(同県太宰府市)によると、
感染性胃腸炎の主原因として、冬場はノロウイルスが多いのに対し、
3~4月はロタウイルスがピークになるという。
生後6カ月~2歳くらいの乳幼児に多く、
潜伏期間は2日ほどと短い。
激しい嘔吐や下痢便が10日ほど続き、発熱を伴う。
日本では毎年120万人が発症し、急激な脱水症状で意識障害やけいれんなどを引き起こしやすく、
うち8万人近くが入院している。
感染経路は大量のウイルスが含まれる患者のふん便や吐しゃ物への
直接・間接的な接触。
集団生活の場で感染することも多いという。
▼手洗いと消毒徹底
おの子どもクリニック(同春日市)の医師、小野栄一郎さんは
「今のところロタウイルスへのコウウイルス剤はなく、
治療は水分補給のほか、吐き気止めや整腸剤の処方などを使った対症療法となる」
と説明する。
水分をとっても吐く場合は、点滴での水分補給が必要だ。
「下痢止めはなるべく使わず、脱水に注意しながらウイルスの排せつを促したほうがいいでしょう」
予防には手洗いを徹底する事。
家族が感染したら汚物の処理には使い捨て手袋を使用し、
用便後や調理前の手洗いを徹底する。
衣類やタオル、玩具にもウイルスが付着するため、
85度以上の熱湯で1分以上加熱するか、0・05~0・1%の
次亜塩素酸ナトリウム(市販の塩素系漂白剤などを50~100倍に薄める)での消毒が有効という。
ウイルスは乾燥すると空気中に漂うため、便や嘔吐物を乾燥させないようにする。
▼ワクチンは任意で
接種が広まっている経口摂取のワクチン「ロタリックス」は
重症化を約92%予防できるとされる。
ただし任意接種で、2回合わせると3万円程度と高額。
接種時期が生後6週から24週までと、
他の予防接種と接種時期が重なるため、
保護者は細かなスケジュール管理が必要になる。
毎年、この時期になると周りでもロタウイルス感染をよく聞きます。
感染してしまった場合は、適切な処理をして
それ以上の感染を防ぐように気をつけないといけませんね(・∀・)
