本当にカロリー0? | 相談できる薬屋さん  ドラッグ頴田薬局のブログ

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福岡県飯塚市で相談薬局をやっている薬剤師のブログです。
対症療法に優れた西洋医学、問題の根本を治療する東洋医学とカウンセリングを活用し「ココロ」と「カラダ」のバランスのとれた幸せな健康づくりをお手伝いいたします。

こんにちは 薬剤師のマツイです。

 

 

 

世の中には、

無糖・微糖・低糖・糖分控えめ

さらに、ノンカロリー・カロリーオフ・カロリーゼロと

表示された飲料水が沢山ありますよね。

 

甘くないです・カロリーないです・・・って

アピールしているのでしょうが

 

こうした、食品表示には

栄養表示制度によって定められた

基準があるのです。

 

なので表示するには、

その基準量をクリアしないと表示できないのですよ。


 

例えば、糖類(ショ糖・果糖・ブドウ糖・乳糖・麦芽糖を含)だと


 

■100mlあたり糖類が0.5g未満の製品は

 「無糖」「糖類ゼロ」の  表示ができます。

 

■100mlあたり2.5g未満の製品なら

 「微糖」「糖分控えめ」「低糖」の 表示ができます。


 

また、カロリーに関しては、


 

■100mlあたり5kcal未満の飲料は

 「ノンカロリー」「カロリーオフ」 「ゼロカロリー」と

 表示することができます。

 

■100mlあたり20Kcal未満なら

 「カロリーオフ」「低カロリー」 「カロリー控えめ」の

 表示ができます。


 

なのでカロリーがあっても「ノンカロリー」

糖分が入っていても「無糖」ってことになるのです(笑)

 

なんだかんだ言っても、

水以外は糖分あり!カロリーあり!

と考えたほうがいいです。