こんにちは 薬剤師のマツイです。
昨年から、間質性肺炎による肺機能低下のため
肺移植を待っていた義理の妹婿が、亡くなりました。
肺移植までの平均待ち時間は、2年~2年半と言われていました。
家族にしてみたら、今の状態で移植まで
間に合うのだろうか・・・との心配はありましたが
できる事をやっていこうと腹をくくりました。
そして母親が、隔日で片道2時間かけて大学病院へ通い
義妹は、子供達の世話・家事・仕事
休みになれば、義母と交代して自分が病院へ通うという生活が
始まりました。
看病というのは、本当に疲れるものです。
往復するだけで4時間ですから
しかも義妹は、数年前に乳がんの手術をしたばかり。
体力的に辛かっただろうと思います。
そんな中、妹婿の状態が急速に悪化し
動く事も食事をすることも辛くなり
呼吸をするために気管切開をし、
口から栄養が取れなくなると胃ろうをし、
毎日の楽しみは、
テレビと病院で過ごす家族との時間。
痩せていく身体
動かなくなる手足
それでも、1年間
頑張って命をつないできたのですが・・・
まだ52歳
これから、子供たちが成長していく中、
父親が、必要な場面が幾度もあるというのに。
本当に残念でなりません。
これからは、
残された義妹家族を
できる限り見守り支えていきたいと思います。
