●●湯 ■■散 ▲▲丸 どう違う? | 相談できる薬屋さん  ドラッグ頴田薬局のブログ

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福岡県飯塚市で相談薬局をやっている薬剤師のブログです。
対症療法に優れた西洋医学、問題の根本を治療する東洋医学とカウンセリングを活用し「ココロ」と「カラダ」のバランスのとれた幸せな健康づくりをお手伝いいたします。

こんにちは 薬剤師のマツイです。



お店のクリスマスイベントも終了しました。

さっさと後かたずけをして次はお正月の準備です。




漢方薬には、●●湯 ■■散 ▲▲丸 などの処方名が記されています。


湯がついたものは、刻んだ生薬をコトコト水から煎じた基本的な製剤で

香りや味をも大切にしています。



散がついたものは、粉末の生薬を混合した製剤で香りを大切にしています。


丸がついたものは、粉末の生薬を蜂蜜で練って丸めた製剤で慢性の症状を

ゆっくりと癒すのに適した財形です。



最近の多くの製剤は、エキス剤と言われるもので煎じ薬の水分を飛ばして

得られるエキスの粉末に賦形剤や錠剤・カプセル剤として作られたもので

使いやすさは一番ですね。


しかし、漢方薬本来の効き目を考えると処方どおりの剤形で服用するほうが

いいと思います。


●●湯と記されたものは、できればお湯で溶いて香りや味を確かめながら

服用することをオススメします。


ではまた明日パー