こんにちは 薬剤師のマツイです。
今日は、配達に出かけた際、そのお宅の奥様が家の前の敷地を指差し
「先生、筍出てますよ。お持ちになりませんか?」と言うので遠慮なく取ってきました。(笑)
昔は、筍山だったそうですがキレイに整地された現在でも、その名残でしょうか?
道路際にニョキニョキ伸びていて、簡単に取る事ができます。
さて今日から6月ですね。
ここ数日暑いな~と思っていたら今度は雨になりそうな気配ですね。
これからの季節は、「湿気」の季節です。
この季節になると、
蒸し暑くてじめじめうっとおしいし、食欲が落ちたり、身体が重くてやる気が出ない、
足はむくみ、お腹の調子も壊しがち、足腰はだるくて痛い・・・・
こんなイヤ~な症状の原因はズバリ
「湿気」(湿邪)
自然界に「湿」が多くなると身体の中の余分な水分が出にくくなり
身体に色々な悪影響を及ぼすのです。
「湿」の性質は、
しつこい
ベタベタする
停滞しやすい
下に溜まる
「湿」が停滞し、経絡を塞ぐとエネルギーの通りが悪くなって
関節痛・神経痛などの痛みが発生します。
この季節になると具合が悪くなるって方は、身体に余分な水分をためている
可能性がありますね。
五臓の中で最も「湿」に弱いのが脾胃(胃腸)です。
お腹が痛くなったり下痢しやすくなるのもこの季節は多いですよね。
「湿」の害から身体を守るためには
①汗をかく(余分な水分を発散する)
②身体を冷やさない(クーラーで身体を冷やしすぎたり・生物を控える)
③水分の飲みすぎに注意(冷たいジュースやビール)
夏野菜で水はけを良くし、香りの野菜で気の巡りと身体を適度に温めましょう。
但し、夏野菜は身体を冷やすので調理して食べる事をオススメします。
湿気の多いこれからの季節、ちょっと養生を心がけるだけで快適に
過ごす事ができますよ~。
