気持ちのいい日曜日ですね!
今日は、午後から博多へ勉強会に出かけるので
ちょっと急ぎながらの更新です。
不妊対策として漢方薬を利用している人は多いのではないか
と思います。
でもあちこちで話を聞いていると
ああ~っもったいないな~と思うことがよくあります。
例えば、「冷えの改善」
不妊治療において冷えは、男女伴にマイナスですよね。
身体が冷えていると気血が巡らず、
男性なら、生殖器官に栄養が届かず、元気の良い精子が
造られなくなってしまいますし、女性なら、子宮に十分な栄養が
届かないため赤ちゃんを育てる環境が悪くなってしまいます。
また、丈夫な卵子も出来ませんね。
冷えの原因は、その人によって異なりますが、
それを改善するために漢方薬を使うなら、
その漢方薬を最大限に効かせたいと思いませんか?
漢方薬は、自然哲学の思想で成り立っています。
なので、自然から逸脱した環境の中では、効果を発揮できないのです。
寒~い冬にコタツで冷たいアイスや冷たい飲み物を飲みながら
冷え症の改善が出来ると思います?
好きですけど・・・(笑)
身体が冷たくなるほどの冷房の部屋で過ごしながら温める漢方薬を
飲んで効くと思います?
そういう事です!
不妊症で使われる漢方薬には、肝の働きを整え気血の巡りを
よくするもの・脾の働きを改善し気血を造りだすもの・
成長、発育、生殖の要である腎の働きを支えるものが
良く使われます。
漢方薬の効果を期待するなら次のことを出来るだけ心がけてください。
■漢方薬は、温かい白湯で服用しましょう
もともと煎じて飲むのが基本です。
■大きな呼吸をしましょう(腹式呼吸)
ストレスがたまり気血のめぐりが悪くなると呼吸が浅くなります
思いっきり吸って7~8秒かけてゆっくり吐く!10回くらい
■余分な水分を溜め込まないように注意しましょう
アルコール・甘い物・脂っこいもの
■胃腸を冷やさない食材を選びましょう
旬のものを食べるといいですね。
トマトジュースや野菜ジュースは、胃腸を冷やします。
栄養があるからといって取りすぎには注意してくださいね。
南国のフルーツの食べすぎにもご用心
(女性は特に気をつけてください)
■歩きましょう!
血をめぐらせるためには、足に圧力をかけるのが一番です。
■男性はブリーフよりトランクス!
精巣は、体内より数度温度が低い陰のうで作られています。
精巣にとって37℃という体温は熱ストレスになるのです!
ここだけは、風通しを良くしておいてくださいね!
以上、漢方薬の効果を最大限に引き出す方法でした。
ご参考にどうぞ
