BS日テレ「必殺シリーズ一挙放送!!」を見終えました。

「必殺!THE HISSATSU」を第一作とすれば、第三作目の「必殺!Ⅲ 裏か表か」、続く第四作目「必殺4 恨みはらします」、最後に第六作目「必殺!主水死す」が放送されました。
奇作か駄作かと評判の(笑)第二作と第五作を抜いたのは順当な選択でしょうか。
(逆に第二作はさらっと観てみたいですが)

「必殺!THE HISSATSU」
テレビ版を豪華にした感じで取っつきやすいです。
ゲストの片岡孝夫はスマートで美し過ぎ。
ラストの潜水艦はどう考えてもグダグダ。

「必殺!Ⅲ 裏か表か」
「金が人を殺す」...目の付け所は良いのですが、女の気持ちの変わりようがうまく表現されていないと思います。
個人的に“お城の襖を開けまくるシーン”が大好物なので(「斬る」でも「(駄作)梟の城」でもありますね)、必殺らしからぬチャンバラシーンでしたが面白かったです。

「必殺4 恨みはらします」
オープニングの奉行所での殺生シーンからして大興奮させられます。
これはもう必殺の名を借りた深作劇場、いやJAC(ジャパンアクションクラブ)劇場か。
話の筋より太刀筋と真田広之のビジュアルだけを私は追いたい。
千葉真一のアクションは、侍らしいすっきりした風貌で登場している「(怪作)将軍家光の乱心 激突」の方がより映えてみえます。

「必殺!主水死す」
なんだかモヤる終わり方です。
これも第三作目と同じで女の気持ちの変わりようがうまく表現されていないと思います。

結論
必殺は映画よりテレビシリーズがお勧めです。