10年以上前から、いろんなところで勧めてもらっていたんだけど
私の内観のイメージが、屏風の向こうでずっと座禅をする禅寺の修行みたいな感じで
この私が一週間も世俗から離れて、誰とも話しをしないなんて
「ないない
」って思っていたけど、ま、実際は1.5時間ごとに面談でいろいろお話し出来るみたいだし、
参加した人たちの話を聞くと、やっぱ一度は自分で経験してみなくっちゃということで
行ってきました。
で、どうだったかというと、一言で言って「究極の休暇」

なんといっても一日朝の5-10分程度の簡単なお掃除以外、上げ膳据え膳で
ご飯を部屋まで運んでくれるし、お茶も好きな時に飲める。
おまけにここは、一人一部屋という贅沢さ。
ただただ、ぼぉ~っと、屏風の向こうに座ってるだけ。
私、やっぱ前世猫だったみたいで、部屋の隅っこの屏風の中で小さくなっていると
なんか妙に落ち着くのよね(笑)
さてさて、その内観の感想はというと・・・
以前、内観参加者の人が最初の1-2日は考え事ばかりでも、
3-4日目位から急に深く入って観えてくるって言っていたので期待していたけど
実際はあまりよくわからなかった・・・いうのが本音かなヾ( ̄o ̄;)
以前から瞑想とかをやっていたせいなのか、まぁ瞑想と言っても私の場合、
無心になれずに雑念ばかりが多くって

どちらかと言うと私の内観体験はそんな感じだったかな~
本来の内観というのは、ただその時、その時の気持ちや感覚を思い出して
丁寧に味わっていくものなのかなと思うけど、
どうしても考え事になってしまう私はちゃんと内観できていたのかどうか???
でも、自分の人生に関わってきた人たちに対して、一人一人、丁寧に
年齢ごとにじっくり観ていくことって今までなかったので、
その辺は初めての体験でとっても新鮮でした。
まずは母について
母にお世話になったことと言われても、なかなか思いつかず、
ずっと親なんだから当たり前だと思ってたし・・・
ただ、食事中に聞いたテープで
「お世話になったことも当たり前になると、その有難さも消えてしまう」
という言葉を聞いてハッとし

子供の頃、見えていた母の姿は、親だからご飯作ってくれるのも、
洗濯してくれるのも、学校に行かせてくれるのも、やって当たり前と・・・
感謝すらしていなかった自分に気づいたの。
そしたら、当たり前だと思っていた一つ一つに感謝で胸が一杯になって
有難く、有難く、思い出すたびに涙が出て、内観中は泣いてばかりでした。
特に旦那については、ずっと感謝しっぱなしで、
この内観は旦那の為に参加したようなものだったのかも(笑)
よく人は死ぬ直前に今までの人生が走馬灯のように見えて感謝すると聞くけど
死ぬ直前に感謝してももう遅いわけで、
こうやって内観をすることで感謝の気持ちに気づくことは大切だと思いました。
でもだからと言って、悟ったとか、人間的に大きくなったわけではないし、
今までとちっとも変わってないけど、ほんの少しだけ、
見えてる景色が違って感じるようになったような気がします。
内観、お勧めよ~


一緒に参加した、フランス人のマルセリンはドイツ、ブラジルと、今回の日本で
3回目だけど、どんどん深まっていって今まで一番良かったと言っていたので
私もまた、何年かしたらトライしようかな。
内観研修所は全国にたくさんあって、カリキュラムは基本的にどこも同じみたい
だけど、私が参加したのはサイエンズ研究所の内観コースです。
http://www.scienz-school.jp/sb/sb.cgi?eid=271
