阪神淡路大震災:昨日会った人と今日また会える幸せを思う | 流産の悲しみを アートで解きほぐす

流産の悲しみを アートで解きほぐす

流産経験のある公認心理師、アートワーク・セラピストの名田文子です。
流産の経験は、理解してもらいにくいものです。
今も心の傷が痛むのに、誰にも話せない。
そんなあなたに寄り添いたいと思います。

こんにちは。

アートワーク・セラピストの なだふみこ です。

流産、死産、新生児死などで赤ちゃんを亡くされた方の

サポートをさせて頂いています。

 

 

阪神淡路大震災から、もう27年になるのですね。

 

私は当時、阪神地区の西宮市に住み

神戸市の小学校で勤務していました。

 

個人的には

幸いにも、直接知っている人で亡くなった方はなく

自宅も部分損壊程度。

ですから

量的データから見れば

被災の程度は軽微だった方・・・ということになるのでしょう。

 

でも

そんな私でも

あの震災は大きな、人生を揺るがす経験でした。

 

 

私は今でも、

1月17日と3月11日の前後にTVで震災関連番組をやっているのを

見ることが出来ません。

 

 

あたりまえの日常というものが

決して当たり前ではないのだという

それこそ「当たり前の真実」・・・

これを重く、痛く突きつけられた出来事でした。

 

 

「失って初めて、大切さに気付く」

なんて、よく言われる言葉ですが

 

 

人間って、

普通の幸せを、

日々、なんでもないことのように、流してしまうんですよね・・・

 

震災で知ったことは、

流産で赤ちゃんを亡くした時に

「人が生まれ、生きていくのは当たり前じゃないんだ」と思い知った そのことと似ているようにも感じます。

 

 

また今年も1月17日を無事に過ごし

平穏な日々を

昨日会った人とまた今日も会えることを

大切にかみしめて歩みたいと思います。