「伝えること」「受けとめること」の大切さ、うれしさ | 流産の悲しみを アートで解きほぐす

流産の悲しみを アートで解きほぐす

流産経験のある公認心理師、アートワーク・セラピストの名田文子です。
流産の経験は、理解してもらいにくいものです。
今も心の傷が痛むのに、誰にも話せない。
そんなあなたに寄り添いたいと思います。

 

前回の投稿で

「顔さがし」 のワークについての記事を書きました。

「顔に見えるもの」を見つける、という視点で

身の回りを捜してみる

お遊びワークです。

 

前回の記事

 

 

 

 

前回、このの活動をしたときに

新しく気づいたことがあります。

 

 

それは

「シェアリングの楽しさ」 です。

 

 

実を言えば、

先日の活動では、

まだあまり慣れていないメンバー構成での行動だったため

早々に疲れてしまって

「顔さがし」の写真撮影タイムでは

「もういいです」的な顔をしている子もいまして。

 

 

「あー、今回はちょっと、うまくいかなかったかなあ・・・」

と思ったのですが

 

 

SDカードをテレビに差し込んで

撮影した写真を一緒に見る時間になったら

みんな笑顔になっていました。

 

 

撮影者が

「ここが目で、これが口で・・・」 と説明すると

「へえ~」

「見える~!」

「おもしろい顔だね」

驚きの声や、感想の声がかえってくる。

この楽しさ、うれしさ。

 

 

 

「発見する楽しさ」以上に

この活動の最重要ポイントは

「伝える」「受けとめてもらえる」

ここだったんだな

ということに気づきました。

 

 

 

受けとめてもらえる体験は

「このままの私でいいんだ」という安心感につながります。

 

 

アートを通じて心を癒す「アートセラピー」

アート表現自体に、癒しの力があるのはもちろんですが

表現したあとの「分かち合い」の時間には

それと同じくらいの、あるいはもっと大きな意味がある。

そのことを改めて感じた出来事でした。

 

 

↑ こちらは私の家でみつけた「顔」。

 黒いコンセントが、忍者みたいです。

 

 

お読みいただいて、ありがとうございました。

今日という日が

あなたにとって

優しいものでありますように。

 

 

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どなたでもできるシンプルなワークを通じて、

無理なく、気持ちを表に出す時間です。

「上手な作品づくり」をめざすのものではなく、

想いを分かち合うことを大切にして取り組んでいきます。

 

 

気分転換のつもりで、

あるいは、日頃なかなか話せないことを吐き出す場として、

アートセラピーを試してみませんか。

 

 

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