5人の子育てが終わった布美子です。

5人もいるとそれは色々ありました。特待生で高校に行った子供もいれば、スポーツ推薦で高校に行った子供も、そして最後5人目は高校をクビになりました😅

今では笑い話になっているのでお話しします。

我が家の末っ子(次男)は、中学に入って直ぐに転校しました。そこで出会った友達とどんどん悪くなり、先生からの電話が頻繁にかかってくるようになりました。主に服装や態度です。それでも中学は義務教育なので無事に卒業出来ました。
さぁ、その後公立高校に進んだのですが、とても規則の厳しい所で、服装や髪型、態度、もちろんタバコその他もろもろ😫 結局、その高校は5か月で退学しました。その間謹慎三回だったと思います。夏休みが40日あったから結局通学したのはひと月くらいです。まぁ、その間親の呼び出しは、学校から警察から何度もありました。あの時期私は一生分の「申し訳ございません」を言いました。

高校を辞め、自分で見つけてきた仕事は道路の舗装でした。まだ15歳で体も細く、背も高い方ではありませんでした。そんな子に朝早くからお弁当を持たせ、きつい仕事に向かう背中を送る時の辛さはなかったです。

5か月程経った時に、次男が「もう一度高校に行きたい」と言ってきました。自分で選んできた高校は私立の通信制の高校でした。滋賀県の東近江にある司学館高校です。「私立なんて、母子家庭が行かせられるわけがない」と言ったのですが、「学校のない日は自分が働くから」と言うので許可しました。

さぁ、入学して又々先生から電話が😰でも今までとは違うのです。先生がうちの子を褒めて下さるのです。「いいものを持ってる、優しい子です。頑張ってますよ」🤪何度も電話を下さるのですが、たくさん褒めて、後ここだけですよ。って感じでした。三者懇談の時も子供に「自分を見下すな、素晴らしい素質があるから」と言って下さるのです。あれだけ先生嫌いだった次男は、「この学校の先生、いい先生ばかり、誰も嫌なんいてへん」びっくり

この学校は服装や髪型も自由です。厳しいのは単位の修得、これだけは1分たりともまけてもらえません。この学校には、不登校児だった子や、学業を途中で諦めた成人の人なども学んでいます。授業がない日も先生に会いに来るそうです。

この学校を普通三年かかるところを仕事しながら、そして先生や友達に協力してもらいながら二年半で息子は卒業しました。もう感謝しかないです。

今はその時から勤めている瓦屋さんに就職し、現場リーダーをする迄になりました。台風や地震で壊れた屋根を直しに日曜日も仕事に出かけます。

今子供の事で悩んでいるシングルマザーの方、大丈夫だから、信じて待ちましょう!子供よりお母さんが心を壊してしまうと体も悪くなります。何があっても働かないといけないシングルマザー、時が全てを解決します。笑顔でいれば、全ては良き事に変わります。応援してます🤗

辛かった時の事が終わってみれば宝物に変わります。だから大丈夫、大丈夫🙆‍♀️