ご無沙汰しています。fumiです!


実はDMAT活動で被災地に行っていました。


やれる事は組織の末端の活動ですが


それが組織全体の1部を担っていて


それが被災地支援の1部になるのなら


それは行って良かったな、と思えます。



これって社会の仕組みと一緒だなぁとも思いました。


日頃の仕事に追われていると、


自分が何をしているのか?何のために仕事してるのか?


迷子になる事はありますが、


最終的に、経済を回す1部だったり社会の1部だったり。


無駄な事は何も無くて、どこかしらに繋がって


抜けてたら成り立たない小さな部品の1部かもしれない。


そんな事をボンヤリと思いました。




ニュースでも報道されていますが、


私が行ったのは被害が大きい場所でした。


沢山の団体が支援に集結していて


私が入った本部も8団体位が連携して活動しました。


まだまだ先は長そうです。


おそらく、また私も出動する事になるんだろうなぁと


感じています。





実際に現地に行って感じた事。学んだ事。


一般の方々が『役に立ちたい』と送られる支援物資は


正式な団体からの物資でなければ、現地で整理できません。


倉庫に積み重なって、なかなか現地の人に届かない。


どうか、大きな団体を通して支援して下さい。


そして、『必要だろう』と思っていても


現地では余っていたり、困っている物資もあります。


でも善意で送って頂いた物を、要らないなんて言えない。


余って積み重なっている物資を片付けたり、


この後処理するのは現地の方々です。


『今、必要な物を届けたい』思いは、


どうか寄付金として支援してください。


お金であれば、現地で選択できます。


県や市がめちゃくちゃ助かります。


広範囲な街を復活させるのに、


どれだけのお金が必要になるのか


私には想像が追いつきませんが


信用出来る場所からの寄付金は無駄になりません。



それから、これは本当にお伝えしたい。


現場はめちゃくちゃ危険です。


一般人が一般車で立ち入るのは避けて欲しい。


何台も道路脇に乗り捨てられている県外の車を見ました。


県外の人が支援しようと思って入り、


立ち行かなくなったり、事故を起こしたりで


被災地の人が動くのは違う。


駆けつけたい気持ちはとてもわかるけれども、


一個人で何かできる規模では無いです。


何かしたい衝動があるのなら、


是非金沢や富山に観光に行って、経済支援をして下さい。




まだまだ被災地の傷は深く深刻です。


自分に何ができて何ができないのか


コントロールできる事とできない事の選別。


これは本当に重要。


またいつどこで何が起こるかわかりません。


先ずは自分と家族の安心安全を。


そして遠くからでも『お役に立てる方法』を


冷静に判断していきたいな、と考えます。