都議会議員 板橋区選出の 木下ふみこ です。

 

🔳都知事選真っ只中

日々「現職女性知事を応援する都民ファーストの会」としての板橋区内での活動、お隣の北区で実施されている「都議会議員補欠選挙(都議補選)」の応援活動に追われています。(みなさん、投票に行ってくださいね。ひとりひとりの大切な「権利」ですから。)

 

小池都知事は、新型コロナ感染症対策で「3蜜を避ける」ため、街頭活動を自粛しています。4年前の都知事選挙では、1箇所の演説に1500人も集まったと言いますから、仕方のないこととは思いますが、街頭活動をしていると、「小池さんはいつくるの?」とのお声をたくさん頂き、本当に心苦しい思いになります。

小池都知事自身も、皆様に街頭で直接政策を訴えたいと思っていると思います。

それが叶わない、コロナ禍での選挙。辛いです。

 

 JR板橋駅で(6/27)

 

🔳都知事の評価について 財源版

 

今日は、コロナ対策の財源についてお伝えしたいと思います。

 

新型コロナ感染症対策では、都内で最初のクルーズ船による感染者が確認された1月16日より、小池都知事は素早く動き、いち早く、PCR検査体制および医療体制の拡充に予算を計上しました。

 

4月7日の国による「緊急事態宣言」に到る過程においては、国が「自粛要請」に対する「補償」に二の足踏んでいたわけですが、小池都知事は、都独自の対策として、最大100万円の「感染拡大防止協力金」制度を打ち出しました。

 

緊急事態宣言に関わる「緊急事態措置」の期間中、休業要請に応じていただいた事業者、施設に対して、1店舗50万円。2店舗以上で100万円をお支払いする「補償」です。都がいち早く打ち出したことで、国が当初措置しないとしていた「新型コロナ対策特別交付金」が、「休業補償」に使われる流れを作りました。

 

都としては、事業者の皆様への対策として、この「協力金」の支給だけでなく、無担保&無利子の融資枠を準備するなど、医療提供体制の整備等と合わせて、総額1兆円を超える予算を組みました。

 

都が「協力金」を支払う。とした時、他の自治体の首長からは「都はお金があるからできる」との声が上がりました。(自分たちがやらないことの言い訳とも取れましたが)

東京は日本の首都であり、経済活動の25%を占めているとも言われています。

確かに「税収」は、他の道府県に比べて豊かであると思います。

 

しかし、小池都政において、この4年間で、不要な事業の不断の見直しを行ってきたことで、総額約3500億円の自由に使える財源を生み出してきたことを忘れてはなりません。この 3500億円は、コロナ対策で早急に手をうつための助けになったのです。

 

 

↑ 小池都知事就任後の4年間で約3520億円の新たな財源を確保しています。

 

🔳「都債」(=都の借金)の発行余力について。

 

国の借金いわゆる「国債」が膨大であり、将来世代に大きな重しとなっていることは、ご存知の通りです。

 

では、都はどうか?

実は、ここでも、都政改革は進んでいます。

最大1兆円を超える大量の都債を発行していた時代から、(残高のピークは平成13年)、都債の発行額を抑制し、将来に向けての発行余力を培いました。

起債依存度は2.8%と、国や地方と比べて、大変健全な状態にあります。

 

また、「基金」というお財布もありまして、東京都は、ここの積立も真面目にやってきていることから、新型コロナ感染症対策という名目に使える基金として、例えば「福祉先進都市実現基金」1193億円などの活用も可能です。

 

そして、現在支出を決めている1兆円を超える予算の中には、第2波にしっかりと応えていくための大きな構えに対する費用が含まれています。

例えば、軽症患者を自宅でなく 宿泊療養として受け入れることで、感染拡大防止と医療崩壊を阻止する「宿泊療養先の確保」に約18億円、重症患者のための病床770床、コロナ患者の病床最大4000床の確保の費用など。これは、第1波の経験から多めに見積もっているもので、ここまで必要がないかもしれない費用です。

マスク、消毒液、防護服などの感染防止資材の費用もしかり。

余れば、次の対策にそのまま流用できる形で予算組みしているのです。

 

新聞などのマスコミは無責任に「都の財源枯渇」などと書き立てますが、いたずらに都民の皆様の不安を掻き立てるのは、やめて欲しい。と心より思っています。

 

🔳ワイズスペンディング(賢い支出)

 

全ては、小池都知事の東京大改革の3つの柱の1つ「ワイズスペンディング(賢い支出)」の公約の成果であると私は考えます。

 

改めて驚く方が多いのですが、小池都知事はこの4年間、自身の報酬を1/2にしており、全国で最も収入の低い知事であります。

私たち都議会議員も、当選依頼の3年間、歳費の2割削減を継続しています。

 

都民の皆様の貴重な税金を、都民の皆様の健康・安全・暮らしと経済を守るために使えるよう、引き続き「賢い支出」に注力していきたいと思います。;

 

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