板橋区選出、東京都議会議員の 木下ふみこ です。

2/19 都議会が開会しました。

焦点のひとつは「新型コロナウイルス感染症対策」で計上された401億円(令和元年度分が64億、令和二年度分が337億円)の補正予算です。
 
※令和2年度 第1回定例会にて、施政方針演説 する小池都知事(2月19日)
 
「相談・検査体制の強化」「感染防護具の備蓄増加」「患者受け入れや移送体制の確保」「ワクチン開発推進」など感染拡大を防ぐための施策から、産業や中小企業の経営を支える対策まで計上されています。
 
都が開設している相談窓口は、
まず、都コールセンター 03-5320-4509。
→2/28 より 0570-550571 に変更。
(土日祝日を含む)
対応内容:感染の予防に関すること。
心配な症状が現れた時の対応に関すること 等。
 
帰国者、接触者電話相談センター 
(土日祝日含む24時間体制)
対応内容:発熱など感染に関すること 等。
電話番号:お近くの保健所↓

これらの対応体制を強化します。
 
また、「検査体制」は 1日30件(発生当初)から、1日240件になる予定。
✴︎東京都独自に東京都独自に民間検査機関と契約。これにより、さらに、1日100件の検査が可能になることが決まりました。(2020年2月26日追記)

都立病院、公社病院等の「陰圧室」改修費など、入院病床を増やす費用も計上されています。

さらに、現在、さまざまな中小事業者が、観光客の減少、大規模イベントの自粛、中国からの支払いや原料などの輸入停止などによって経営不安を抱えているものと思いますが、一社たりとも新型コロナに負けることがないように、今回の401億円規模の補正予算のうち、364億円は産業・中小企業対策です。個人事業主の方も対象です。

1.経営相談
まず、経営に不安のある中小企業・個人事業主の方々がいらっしゃいましたら、転ばぬ先の杖で無料相談を受けてください。https://www.tokyo-kosha.or.jp/topics/2001/rmepal000000jd90-att/20200130_3.pdf経営相談

2.制度融資
そのうえで、資金繰りが必要な個人事業主、中小企業の皆さんは地域の金融機関を通じた制度融資をご検討ください。
金融機関ごとに取引状況や経営状態に鑑みて与信管理や、それに応じた金利設定があると思いますが、借入に必要な「保証料は全額」都が負担します。また、金利も最低レベルに設定されており、8000万円までの融資は無担保です。なお、この制度は3月5日の議会で議決できれば3月上旬にスタートするものと思いますが、今すぐに必要な方は別途ご相談ください。繰り返しますが個人事業主も対象です。

3.区市町村支援
新型コロナの影響に伴う区市町村が行う観光事業に500万円までは全額都負担で行える施策が、(補正予算ではなく)来年度予算ですが計上されています。自治体主催のイベントの中止などが相次いでいますが、代替イベントの開催などにぜひお役立てください。

ほかにもインバウンド需要回復に向けた海外メディア等への緊急観光PRなどを都として行っていく予算が計上されています。
 
※産業振興関連対策の一覧
 
ここが、正念場。
みんなで頑張りましょう!!