おやつを与えるしつけ、ほか | 甲斐犬 富美子(ふみこ)のブログ

甲斐犬 富美子(ふみこ)のブログ

2014年7月20日生まれ。犬初心者の元にやってきた富美子。
山、川などの自然で走らせると共に、東京での都会生活や
人間社会になじむことができる、ハイブリッドな甲斐犬を目指しています。

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今日の散歩で、すれ違いざまにキャンキャン吠えてるチワワ3頭がいました。

うち2頭を連れている飼い主さんに、鉢合ったので、こんにちはと挨拶しました。チワワは、さっきの興奮が止まず、キャンキャン泣き通しで、飼い主さんが、「ダメッ!」と言うと、チワワが飼い主さんを見ます。

すると飼い主さんは、チワワたちにオヤツを与えていました。そしてまた食べ終わるとキャンキャン鳴いて、またダメそしてオヤツということを5回も繰り返していました。

そして、「チワワは難しい犬種なんです」とおっしゃりました。

うーん、私はどの犬種も難しいと思います。だって生きてるし、個性や自己主張がありますから。楽な犬種なんて、ないですよね。チワワが難しい犬種なら、甲斐犬って、もう手に負えない犬種になっちゃいますよね(^◇^;)

あと、オヤツをあんなに与えて、内臓によくないと思いました。我が家もたまに私が食べるときに分け与えてますが、普段は一切あげません。

おやつで釣るしつけは、犬の狩猟本能を刺激しますし、食べ物がもらえるから言うことを聞く犬に育つリスクもあると思います。

たまにあげるならまだしも、毎日あげ続けたら、病気になって獣医さんを儲けさせるだけです。犬のためにならないです。

そして歯が汚れて、歯垢がたまったからと、麻酔を打って歯垢除去なんてするんですから、犬にとって迷惑です。

一日中、無駄なオヤツを食べて、少ない運動量で、必要以上の甘やかしと可愛がられることを、犬は求めてるんでしょうか。

こんなに動物病院が乱立しているのは、犬が飼い主によって、病気にさせられている部分が本当に多いからだと思います。

富美子が子犬の時、散歩で会うシーズーがいました。目は病気で見えず、身体中ひどい皮膚病で、毛も少なく、ほとんどの皮膚が露出し、ブツブツで真っ赤に腫れ上がり、もはや歩けなくなっていました。

それなのに、飼い主さんは獣医を信じ、言われるまま過剰な投薬治療、病院通いで、シーズーは身体中をいじくられて、生気を失って表情はありませんでした。

富美子にも、あの病気やこの病気は怖いから薬を飲ませた方がいい、注射を打った方がいいと、過剰なくらい心配されました。

あのシーズーはほどなくして亡くなりましたが、最後の時期、病院に行くのをやめて、近場のいろんなところに一緒に行って楽しんであげたら良かったんじゃないかと、個人的には思います。

痛い思いばかりでなく、飼い主との楽しい思い出のまま天国に行かせてあげるのも、飼い主の務めではないかと。

私も富美子もいずれ死にます。早いか遅いかだけ。いつ死ぬか分からないから、毎日を楽しむようにしています。
私も富美子もいつ病気になるか分からないし、事故にあうかも知れません。どんなに気をつけても、運命がありますからね。

私は家族に、将来回復の見込みがない病気をしたら、延命治療はしないで欲しいと言っています。今まで大病はないし、いたって健康ですが、それもいつ崩れるか分かりません。富美子も同じです。

だから、1日1日を飼い主さんと犬が、可能な限り充実して笑って共に生きるのが、犬が一番求めてることだと日々思います。