今日は横浜へ行ってきた。知人が「山手111番館」で行われる舞台に出演するためだ。

舞台鑑賞の前に、長らく行きたいと願っていた「鶴見線」の駅に行くことにした。訪れたのは海芝浦駅と扇町駅。
今回は海芝浦駅の訪問レポートを書いていくことにする。


横浜駅から京浜東北線に乗って鶴見駅へ。
ここで鶴見線に乗り換える。


鶴見線の乗換口には中間改札が設置されている。
線内の駅は鶴見駅以外、全て無人駅であるためだ。




鶴見線の時刻表。
沿線は工業地帯であり、工場への通勤輸送に特化したダイヤとなっている。
朝夕は本数が多いが、日中は1時間に2〜3本ほどの本数になる。
今回は鶴見駅13:30発の電車に乗った。休日の昼間は1時間に2本しかない。


鶴見線の見どころを紹介している。


ホームにて撮影。





鶴見駅を出発した電車は、初めは住宅や商店が多く建ち並ぶ地区を通っていく。




国道(こくどう)駅に到着。1930年に開業し、ガード下には昭和の面影が残っているという。また、戦時中にアメリカ軍から受けた機銃掃射の痕も残っているそうだ。


国道駅を過ぎると、工場が多くなってくる。






そして乗客も少なくなっていき、ローカルムードが出てくる。



13:41に海芝浦駅に到着した。電車を降りたら、そこはすぐ海!
天気も良く、最高の眺めだ。




ホーム下の隙間からも海が見える。


折り返し運転となる、14:00発の鶴見行きがホームにて待機している。


「関東の駅百選」にも認定されている。潮風の影響か、看板は錆びていた。




実はこの海芝浦駅、「降りられない駅」という特徴がある。
駅を出るとそこは東芝の敷地であり、従業員以外の人間は乗降できない仕組みになっている。
実際、「海芝浦」という駅名も東芝の前身・芝浦製作所が由来になっている。

一般の人は改札を出ることはできないが、実はホームを降りてまっすぐ行ったところに「海芝公園」があり、人々の憩いの場となっている。東芝が管理している。






休日ということもあって、多くの客がいることに驚いた。家族連れや小学生くらいの一人客もいる。(そんな私も一人客だが)
鉄道ファンだけでなく、多くの人に知られている駅だなぁと実感した。

失礼かもしれないが、思わず笑ってしまった看板がコチラあんぐりうさぎ

どうやら大雨のときの点検ポイントらしかった(笑)


その後、14:00発の折り返し電車に乗って扇町駅をめざした。