当日朝

朝6:00に起きて準備し、8:30に出発。服はワイドパンツとカップ付キャミ+ゆったりめのトップスを着ました。




麻酔


手術に使用する麻酔ですが、私は安心麻酔という種類の商品を選びました。点滴で薬剤を注入後直ぐに入眠し、起きたら終わっているというものです。硬膜外麻酔を選ばれると無料なんですが、本当にビビりなのと、出来る限り体感時間をゼロにしたかったのでこちらにしました。

オプションや麻酔を努力で乗り越えれる方は、私より10万円以上安く施術が可能だと思います。




手術準備


手術室に入ると、服を脱ぎ、タオル地のポンチョと紙パンツに着替えました。体重測定、問診、撮影、etcとあり、その後手術台に横になってからの準備(点滴消毒固定カテーテルetc)だけでも30分以上、トータルでは1時間半程かかりました。


手術は始まるまでが大変なんだなと思いました。




問診の時に何か先生に伝えたい事はありますか?と聞かれたので、

「カウンセリング時に片方150ずつしか無理かもと言われたが、もし脂肪が思ったより取る事が出来れば片方200~250ずつ入れて欲しい。どんなに入れれても250とは聞いているが、可能な限り250に近くなるよう入れて欲しい

と伝えました。看護士さんも、「わかりました。伝えておきますね」との事でした。



だって150だったら0.5~1カップupと先生から聞いていたから。AAカップが0.5カップupしたところでAカップにも到達できない。そんなのいくら何でも辛すぎる。だから200入れてせめて1カップupにしたい!と切実に願っていました。





手術中


手術はまずうつ伏せになり脂肪吸引から。

麻酔で寝ていたので、起きた時は吸引が終わり、脂肪を処理しているところだったようです。もう吸引後だったので仰向けになっていましたが、白い不織布のような布をおそらく顔にかけられていたため周りを見てはいません。

 看護士さんにどのくらい取れたか聞くと、1,300取れたとの事でした。


じゃあ片方に250ずつ入れれそうですか?と聞くと「無駄にしないようにしますので200は足りそうなくらいありますよ〜。(色々聞いたけど、250は微妙に足りなそうな言い方もしていました)この音聞こえますか?今mamiさんの脂肪をフィルターに通し終わって集めて移して、今最後の方の分まで無駄にしないようにかき集めている音なんですよ。量は大丈夫ですよ、安心してくださいね」と言われたので本当に安心しました。



そして先生が戻ってきて声をかけてくれたので、「たくさん取っていただきありがとうございます」とお礼を伝え、また麻酔で寝ました。



次に起きた瞬間は手術が終わったあとでした。注入前と注入後の体感時間が数秒だったので手品みたいでビックリしました。麻酔ってすごい。

そして看護士さんから

「先生バランスよくいっぱい入れてくれましたよ〜、左が150で右が170です」という声がけをされ、愕然とし、目の前が真っ暗になった気分でした。



色々な感情を押し殺しながら看護士さんに、「私の脂肪が200に到達する程取れなかったのでしょうか?」と聞くと、「mamiさん、手術中も250etcとずっと話していましたが先生は250なんて言ってないけどなぁと話していましたよ〜。それに左150に右は170も入れてくれてたくさん入っていますよ〜」と本当に明るく話されていました。 



それって多くないですよね?、なんで多いみたいに言うんだろう、なんで200入れれるくらい取れたって話していたのに入ってないんだろう、ならせめて「片側200ずつ入れる為の脂肪量は取れなかった」と言われた方がどれほど諦めがついただろう

頭の中がそんな台詞でいっぱいになっていました。



その後、別の看護士さんに変わった時も、「お胸ご覧になられてないんじゃないですか?ご覧になられますか?どうですか?大きくなってますね!先生とっても形良く入れてくれていてすっごく綺麗なお胸ですよ!」と言われましたが、麻酔で触感は一切ないし、上から見ただけではサイズもよくわからず、本当に本当に驚く程何も感じませんでした。

嬉しいなんて感情はひとつも湧きませんでした。



「私は足を脂肪吸引したんだ」「足が細くなったんだ」「これで短いトップスも着れるんだ」と、ずっと自分に言い聞かせながら、可能な限り明るく努めて病院を後にしました。

病院を出る時、カウンセリングでずっと担当してくれていた女の子が心配そうな顔でこちらに来て声をかけてくれた時は、本当にとっても良い子だったから「足も痛くないし大丈夫ですよ」と明るく言うのが精一杯でした。「よかった〜」と心底安心した様に言ってくれた時は、涙を堪えるのに大変でした。



看護士さんが、「今は注入で腫れているのもあるが、今日は麻酔で腫れているのもある」と話していたので、麻酔が落ち着いてからの計測が正しいDTのサイズかもしれません。



帰りのバスの中で頬をつたう涙が止まりませんでした。そして、ずっと注入量の事を考えていました。


もしかしたら私が帰りのバスの時間があって時間が無いと言っていたから、手術時間がギリギリで注入する時間が取れなかったせいかもしれない。もしかしたら先生がとっても人気で予約が詰まっていたのかもしれない。もしかしたら私には200入れると身体的に良くなかったのかもしれない。etc


理由というのは必ずしも1つでは無いし、決めつけて考えるのは良くないと思っています。そして今どんなに考えた所で、私に注入された脂肪量が増えることは有り得ないし、2回目をできる金銭的余裕も一切無いという事だけが事実として目の前にありました。



なので、もうそのままいっても最悪0.5カップしかupしないのであれば、せっかくなのであまり他の方がやられていなかった様なDTの脂肪定着を試してみて、どうなるかお伝え出来ればなぁと思いました。



次からは試してみる事やDTの様子を書いていきますね。読んでくださってありがとうございます。