わたしのブログでは、

【保湿をしないほうが、肌はキレイになる】

と、よくお伝えしています。



じっさいに、

『最近保湿をやめました!』

という声も、多数お聞きします。




けれど、

今の時期からスタートすると、

冬の乾燥が拍車をかけて、

シワシワ、ガビガビ、、、



『冬に始めたらいけなかったですか?!』

という相談をいただきます。



最初に結論を言っておきますね。



脱保湿に、

季節はまったく関係ありません。




たとえ、

夏に脱保湿をスタートしても、

冬がやってくれば、

ほとんどの方が乾燥します。




【いずれは通る道】

ということですね。





ここで、一つ。



なぜ、保湿をやめようと思ったのか。

きちんと気持ちを整理してほしいのです。




わたしが脱保湿を乗り越えられたのは、

『アトピーを治したい・・・』という、

強烈な気持ちがあったからです。



アトピーが治るためなら、

乾燥でガビガビになっても、

シワシワになっても、

皮膚が裂けて血が出ても、

何があっても、体の力を強く信じていました。



辛くて泣きながらでも、

『必ず治る。』と、自分を励まし続けました。



人に言われたから。

人の言う事を信じて。

というスタンスであれば、

もしかしたら辛い道になるかもしれません。



なので、

自分の力を信じられない人は、

脱保湿に踏み切ってほしくないのです。




それでも、

自分を信じて保湿をやめたい!

という方のために、




乾燥がなぜ美肌につながるのか、

改めて、きちんと説明していきますね。







乾燥の意味を見直す



乾燥の意味をきちんと理解できていれば、

乾燥することを、

自然と受け入れることができます。



自分のやっていることが、

『間違っているかも・・・』

と、不安になることがなくなります。





皮膚は、

乾燥によって、表面の角質が1枚めくれると、

肌の奥底で、赤ちゃん細胞が一つ生まれるようになっています。



赤ちゃんとして生まれた細胞は、

徐々に皮膚の表面に上がっていき、

最後には、自然とあなたから剥がれ落ちていきます。



この、赤ちゃんから、
剥がれ落ちるまでの寿命が

約28日と言われています。




何層にも重なった細胞が、

肌本来の潤いが逃げないように守ってくれたり

外からの刺激を、中に入れないように、
ガードしてくれています




けれど、

私達は、クレンジングや、洗顔などによって、

この分厚いバリア層を、

ガシガシ削ってきました。



するとどうなるでしょうか?



肌本来の潤いは逃げてしまい、

外からの刺激(界面活性剤など・・・)は、

どんどん中に侵入していきます。




それは、

クレンジングや洗顔だけが原因ではありません。



化粧水は、成分のほとんどがでできているので、

その水分が蒸発すると同時に、

角質もめくれ上がり

肌本来の潤いも、そのスキマから逃げていきます。



さらに、

乳液クリームなどは、

界面活性剤が入っていて、

大切な角質をどんどん薄くしていきます。




ようするに、

最近の女性は、
ケアのしすぎで、

肌が極端に薄くなってしまっているのです。









どうしたら皮膚が強くなるの?



では、
薄くなってしまった皮膚を、

どうしたら強く、
元の分厚さに

戻してあげることができるのでしょうか?





乾燥によって、
角質が一枚めくれると、

肌の奥底で、新しい赤ちゃん細胞が1つ生まれる。


というのは、先ほども説明したとおりです。



1枚めくれて、1つ生まれる。

このリズムが変わることはありません。



そして、
それは本来、

ほんの少しの乾燥を繰り返すことによって、

肌の生まれ変わりが行われていたのです。



なので、

肌はしっとりしているよりも、

少しサラサラとした、

乾燥より一歩手前くらいのほうが、


キレイになりやすいのです。




【乾燥=肌の生まれ変わるリズム】であり、

本来あるべき姿です。



そして、

28日周期と言うのは、

肌本来の分厚さがある方の周期であり、



肌が薄くなっている方は、

その分周期が短くなります。



十分発育しないまま皮膚が表面に出てしまうので、

極度に乾燥が激しくなり、

28日たっても、肌がキレイになったと感じられないのは、

そのためなのですね。



まずは、

28日周期の頃の分厚さに戻るまで、

なんども脱皮を繰り返すこと。



そんな生まれ変わりを繰り返しながら、

少しずつ、分厚さを取り戻していくのです。





冬のほうが生まれ変わりやすい



冬=
肌の乾燥=荒れる

というイメージってありますよね。



けれどこの考え方は、

私は違うと思っています。



冬=乾燥=肌が新しく生まれ変わるチャンス

と言うのが正解です。



ようするに、

【冬の乾燥を味方につける】

ということですね。




夏は、

代謝がアップするので、

その分元気な赤ちゃん肌が生まれやすいです。



けれど、

皮膚の表面は、
汗などで保湿されてしまい、

肌の生まれ変わりがうまくいきません。



夏は、

肌が乾燥しない=生まれ変わるキッカケが少ない

ということですね。




それに比べて、
冬はどうでしょうか?




冬は代謝が下がりやすいので、

健康を意識しないと、元気な赤ちゃん肌が生まれにくいのですが、



その分、

冬の乾燥を利用して、角質がめくれるたびに、


どんどん肌がキレイに生まれ変わっていきます。




『新しい赤ちゃん肌、生んでくださーい!』

という命令も伝わりやすくなるんですね。



肌が乾燥する=生まれ変わる絶好のチャンス!

というわけです。



夏には夏のよさがあり、

冬には冬のよさがあります。



それぞれ働きが違うのですね。




冬の脱保湿は、肌が強くなるチャンス



ようするに、

『冬の脱保湿で、デメリットは一つもない』

ということです。



むしろ、

早く生まれ変わりたい人は、

冬の乾燥をうまく利用するのもありです。



わたしの場合、

今ではほとんど乾燥しませんが、

冬の始まりに、

たまに口元がかさつくことがあります。



そんな時は、

『やった!また肌が強く生まれ変わるんだ!』

と、心の中ではガッツポーズをとっています。



乾燥は、
誰もが『辛い・・・』と感じることだと思います。



けれど、
きちんと意味を理解できていれば、

辛いながらも乗り越えることができます。




『乾燥する事によって、

肌はキレイに生まれ変われるんだ。』

ときちんと理解し、


自分自身の力を信じることができた方のみ、



最後までめげずに、


最高の美肌を手に入れることができるはずです。



「やる」にしても、
「やらない」にしても

リスクはある。



けれど、

可能性は「やる」人間にしか与えられない。




ふみか







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