・・・少しだけ想像してみてください・・・


《普通の子が当たり前にしていた生活をあなたも送ることができます》

あなたはこれからステロイドも保湿剤も何もいりません。

旅行も海も銭湯もすべてをためらいなく楽しむことが出来ます。

今までは、行きたいのに行けない所もあったと思います。
遊びたいのに遊べない友達もいたと思います。

もうお誘いを断る必要はどこにもありません。
あなたは手ぶらでお出かけができ、自由です。

汗も思いっきりかいてください。
ぜんぜんかゆくありません。

なんのためらいもなく、自由で自然体。
自然の一部に溶け込んだような感じです。
こんなに清々しく気持ちいいことはありません。

アトピーのために今まで費やした時間や治療費。
これからは好きなように使ってください。





《ツルツルの肌》

あんなにボロボロで見られるのが嫌だった肌は、
しっとりスベスベに生まれ変わり、今では誰もが羨みます。

あなたが今まで生きてきた中で一番の美しさです。
それは本当に体の内側からあふれ出すあなたの本当の美しさだからこそ。

そしてアトピーのデットクス効果のおかげで、
普通の人の何倍もキレイになる事ができます。

みんなが肌を触ってくれ、あなたは注目の的です。

『どんなお手入れしているの?』
『何かコツはあるの?』

あなたは自信満々で答えてください。
『お手入れなんてしてないよ♪』




《本来の自分を発揮できる》

肌がスベスベになるだけではありません。

いままで発揮できなかった
あなた本来の力が発揮できるようになります。

あなたは今まで、どれほどの痒さと痛みに耐えてきましたか。
アトピーの痒さと痛みは普通の人には理解されにくいと思います。

私たちは想像以上にアトピーを気にしているため、
本来の自分の明るい性格や、集中力まで落としてしまっています。

アトピーが治ってみると、
本当は性格が明るかった、優しかった、勉強や仕事が出来る人だった。
という人は沢山います。

自分に自信を持てるようになり、
あなたは誰よりも輝くことが出来ます。
誰よりも素敵な笑顔で生活できるようになります。




《誰もほめてくれない》

アトピーの人の辛さはアトピーの人にしか分からないのかもしれません。

普通の人がどれだけ理解しようとしても、100%は無理です。

普通の人は目に見える辛さしか理解することが出来ません。
あなたにとって、ボロボロの肌が嫌なのは当たり前です。

問題はそこだけではない。

アトピーに今までどれだけの時間とお金を費やしてきたでしょうか。
普通の人にはわからない心の傷がたくさんあります。

気持ちをコントロールできなくなり、
傷つけてしまった人も沢山いると思います。

それにより大切な人を失ったという人も中にはいるかもしれません。
誰にも見せない涙もたくさんあります。

どれだけ頑張ってもその努力は人には伝わりません。
褒めてももらえません。

でも私はあなたの気持ちが分かります。

私も昔はアトピーでした。
先ほど想像してもらったのは、紛れもない今の私自身です。

私は医者ではありませんがアトピーを体験し、
治すために自分の身を持っていろいろな治療法を試してきました。

医者や薬にはいっさい頼らずに自分で完治させました。

自然治癒の大切さを知り、心も体も健康になり、
心の底から満たされる事ができました。

あなたにもできます。
必ずアトピーを克服することができます。




《最初の症状は中学生のときでした》

中学生の頃、軽いアトピー性皮膚炎だった私にとって、
医者から処方されるステロイドはすごく身近な存在であり、
『最強の美容薬』でした。

肌に何か異常がでればすぐに皮膚科でステロイドをもらい、
ツルツルの肌に大満足。

さらに乾燥肌・敏感肌の私はニキビとは無縁でしたが、
いつもたっぷりの保湿やリップクリームが欠かせませんでした。

色白でトラブルのない透き通った肌は、
みんなからいつも羨ましがられていて、
私の自慢の肌でした。




《アトピーに耐えられず、仕事を辞めることに》

そんな私が自分の肌をコントロールできなくなったのは、20歳の頃。
今考えるとそれまでの生活習慣はとてもひどいものでした・・・

美容師の頃は朝から晩までひたすら働き、
10分しか休憩がもらえないことも多々ありました。

ご飯をまる飲みし、また笑顔で店頭へ出動!!
接客業による仕事上の小さなストレスがどんどん溜まっていきました。

友達と遊んでストレス発散してから夜中に帰り、
お菓子を食べてから就寝。

心身共に疲れがたまっていき、気がつけば手荒れがどんどん悪化。
指先からひじまで、ビッシリ膿がたまってしまいました。

あまりのかゆさにお客様のお話も上の空。
友達と遊んでいても手に全神経が集中してしまい、
心から楽しめません。

何か触れるだけでも膿がつぶれ体液があふれ出し、
夜は泣きながらベッドで手をかきむしりました。

『お客様ばかりキレイにして、私はどんどん汚くなっていく・・・』
『このまま美容師を続けたら、化学薬品に汚染される・・・』


怖くなった私は、美容師を辞めてしまいました。

手荒れもだいぶよくなった頃に、
地元でもオシャレで有名な服屋で働き始めました。

接客業が好きと言っても、
ショップスタッフはお客様から
あまり必要とされてないこともたくさんあります。
にらまれシカトされることも少なくありません・・・

人と接する小さなストレスがどんどん溜まっていき、
1日で1~2袋のお菓子をペロリと食べていました。

夜中まで働き、友達と外食をしたり
朝方まで遊ぶのが当たり前の生活を送り続けました。

体からの小さなSOSにさえ気付かず、
そんな生活を毎日続けていました・・・




《顔にアトピーが・・・》

最初に症状が出始めたのは唇でした。

口角が切れるくらいで、季節の変わり目だからかなと思い、
リップクリームを1日に何回もぐるぐる塗り直していました。

徐々に唇が炎症していきかゆくてたまらなく、
体液も出始めていました。

ショックをうけた私は急いで皮膚科へ行き、
昔みたいにステロイドを塗り始めたところ、

3日で症状はキレイに治まりました。

しかし、ステロイドをやめた次の日には、
また炎症とかゆさが再発する。

夜はかゆくて中々眠ることができず、
朝起きると、唇や首には掻きむしってできた傷と、
血や体液がにじみ出ていました。

そして、いつしかステロイドをいつも持ち歩くようになっていき、
3時間に1回はステロイドを塗り直していました。

徐々にステロイドが効かなくなり、
病院を変えてはまたステロイドを処方され・・・の繰り返し。

本でステロイドの怖さを何となく認識し始めていた私は、
お医者さんにステロイドを使わない治療をお願いしていましたが、
いつも言いくるめられていました。

『私はあなたの辛さを理解しているからこそ
ステロイドを処方しているんですよ』

『ステロイドでいっきに治してしまえばあとは大丈夫ですよ。
もしまた症状がでたら診せに来てください』

どこの病院に行ってもステロイドじゃなきゃ治らないと言われ、
病院を何回も変え、その度にステロイドを処方され、
仕方なく塗り続ける日々。

『そんなにステロイドが嫌なら、
ステロイドの何が駄目なのか全部言ってみてください。』

とまで言われたこともあります。

何も言えない自分がすごく悔しかったのを覚えています。







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