皆さん、想像してみてください。

私たちの祖先・・・

大昔の人たちを思い浮かべてみてください。

今みたいに、スーパーもなく、冷蔵庫もなく、車もなく、

ただ生きるだけで1日が終わるような生活。

生きるために、食べ物を探して1日中歩き回り、

その季節の旬の実をそのままもぎ取り、新鮮なうちにまるごといただく。




その時代の人たちは、調味料を使って調理していますか?

果物や野菜を冷蔵庫でキンキンに冷やしていますか?

化粧水や薬をたっぷり塗っていますか?


何故、進化しているはずの私たちが

こんなに必死になって自分に投資しなければならないのか・・・?


アトピーはその時代に存在したでしょうか。

していません。



私は何か選択しなければいけない状況の時、

必ず、“昔はどうだったのか・・・?”

というのを考えるようにしています。



“昔は化粧水は必要だったか?”
必要なかった⇒“じゃあいらない”


“昔は調味料を使ってこてこてに味付けしていただろうか・・・?”
していなかった⇒“じゃあ調理しない”


そう考えていくと、自分が何を選択して、何を捨てれば良いのか自然と見えてくると思います。



私たちが抱きかかえて離さないその便利グッズ。

“本来ならいらないものではないでしょうか?”



前回私は“生の野菜や果物”をオススメしました。

実際始めたばかりのころは、体が冷えて震えてしまいました。

でもそれは生の野菜や果物がいけないんじゃない。

私の生活がいけなかったんだと気付きました。



冷蔵庫を開ければすぐに食事ができる環境。

家から出なくても1日がすごせてしまう。

家から会社(学校)の往復でまったく運動をしない。

クーラーや暖房で、汗をかかずに季節も感じない。

スーパーには無理やり育てた旬ではない野菜が年中手に入る。

体は季節を感じなくなり、びっくりしているはずです。





冷蔵庫でキンキンに冷やした野菜や果物を、

運動や散歩をしない人が食べていれば、

さすがに体は震えてしまいます。

寒いからと言って、生野菜はダメだ!!!

ではなく、むかしを想像してください・・・



1日中食べ物を求めて歩き回っていたむかしの人たち。

そう、歩いて、運動して体を温めてあげることが必要なんです。

そして、冷蔵庫で冷やした野菜ではなく、常温の野菜や果物を食べてみてください。

体は冷えません。

震えません。

“寒い・・・”

という人は運動が足りない証拠。

もっと動いてください。

しっかり歩いてお日様に温めてもらってください。



人間の勘や生きるための知識は、むかしは自然と備わっていたはずです。

現代の便利な生活が、生きるための知恵や勘を鈍らせてしまいました。





もっと自然と会話してください。

もっと自分の体の声を聞いてあげてください。

自分と向き合うことから逃げてばかりだと、

自分が誰なのかわからなくなります。

テレビを消してください。

テレビをみて自分と向き合うことから逃げてませんか?

恐がらずに自分と会話してください。

1人になってみてください。

絶対聞こえてきます。

もっと自分の心と体を大切に。


“最近自分と会話していますか?”



ふみか