3.11東北地方太平洋沖地震、映画の題名を忘れてしまったのですが
西田敏行さんが出ていらっしゃった映画でした。


その西田さんの役は
もう、お仕事はリタイヤされたお歳の役。

次から次へとご遺体が運ばれる体育館のような場所での

そこに集った医師の方々や
そこで仕事をしている役所の方々や
何かできないかとボランティアで集った方々が


食べるものを譲り合う様子
何かできないかと必死に知恵を震う様子

一体今起こっている事は、どういうことなのか。
怒り、悲しみ、悔しさ、憤り、細かな心情も全て込められていました。





その中の言葉(西田さんが台詞として話された言葉)に

ご遺体に向かって
「生きている人間と同じように、話しかけてください」
「おんなじなんですよ」




ご遺体はもちろん硬直していますよね。

でも、

痛かったね。
頑張ったね。
もう休んでいいんだよ。って話しかけながら摩ると

筋肉は和らぎ、安心して折れた手が
ただ眠っているかのように身体に沿うのです。






その事を、西田さんが丁寧に皆様にお伝えしているのです。
こうするんですよ。と。

その後
「言葉って大切なんですね」とどなたかの言葉(台詞)でした。







肉体があるからこそ、言語化は大切だと私も思います。


手話でも
筆談でも
おなじ、言葉です。


日本語は
優しさや労り、気遣いや思いやり
四季が含まれていたり

ニュアンスがとても豊富な言語。


それだけに表現も個性が現れますね。





言葉にはエネルギーがあります。
想いにもエネルギーがあります。



発する方の愛に包まれ届くのです。
(近年では科学的にも証明されていますね)






人智では想像さえつかない自然界のこと。

明日はある。と
ついつい、私たちは当たり前のように過ごしていますが
それが真実であるかは誰にもわからないこと。




それならば、
今日はどんな気持ちで過ごしましょうか。
誰にどんな愛のエネルギーを向けていたいですか。




いまがどんな状況でも
心豊かに、愛を育て
勇気に変え、パワーに変え、一歩進める日でありますように。





3.11東北地方太平洋沖地震、犠牲となられた多くの皆様へ祈りを届けます。









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