山田史博オフィシャルブログ「KRUNCH~覇王信長への道」Powered by Ameba-SH3800590001_ed.jpg

俺はいつも世間から離れてた



俺はいつも悪役だった



けど俺はいつも格闘技と仲間がいた


その環境が嫌いじゃなかった


そのまま大人に成りたかった


中学生になり友達が増え、遊びが仕事だった


いつもいつも遊んでた

格闘技は好きだけど、練習は嫌い。今は俺が強いからまだ大丈夫

って気持ちでいた


そのちっぽけな強さを大きく見せる為に弱い者に強い俺だった


でも…気付いた


喧嘩に負けて
砂で口切って
顔が腫れて
寒い中、寒さも感じない程悔しくて
けど勝つ方法が見付からなかった

武器以外…


けど、それは俺が俺じゃなくなる方法だった


だから自分の身体を武器に出来たらと思った


でも理想は雲より高かった
心を入れ替えて通ったジムでは
不良だから通えないとか

不良だから防具いらねえだろとか

散々だった


負けそうになった

好きな事して遊んでた方が楽だと思った


遊んでも格闘技を忘れられない自分の性格さえ嫌いになった


友達誘って始めたトンネルの中でのミット打ち


結局ジムには戻れなかった

地元の意地を持って出たデビュー戦


負けない様、真剣に技術を脳に叩き込んだ


それをトンネルや市民体育館で友達に試す事が当時の一番の練習だった


まだまだ弱いと分かっていた


もっと強くなると何度も心に決めた


でも自分一人。

右も左も分からないまま団体のメインイベントに出た

結果は良かった
だけど俺には栄光よりも、この先の不安が残った

プレッシャーと言う心の敵

でも技術で賄える環境が俺にはあった

桜庭和志

と言う神の手が


試合前、その手を借りた

でも試合には負けた


逢わせる顔が無かった


またいつでもおいでと言われた


けど行けなかった


また自分自身の頭で練習が続いた


いつの間にか練習が好きになってた


仲間も格闘技を始めた


練習仲間が増えた


今になって本格的な練習が出来る様になった


色々な方々に力を借りてきた

道場立てるならいつでも力になるとまで言われた


けど俺にはまだ早い


もっと強くなってからやりたい


とにかく二月のアウトサイダーを見て


何故か衝撃が走った


だから俺はその日から環境を変えた


もっと真剣に自分のスタイルで強くなりたい


そして、完全制覇する

その事だけを考えて


とにかく今の俺は負けた借りもあり、自分の好きなリングでもあるアウトサイダーで勝ち残る為に


真剣にやり通す





これが俺だ

ついて来る奴らだけついて来い



CARAS 山田史博