連投ですが…
①の続きです(´∀`)♪
前日に
たったの3時間ちょい
しか歩いてない私たち( ̄▽ ̄)
避難小屋で早々に
食っちゃ〜
寝え〜、
食っちゃ〜
寝え〜、
の時間をまったりと過ごし
世間ではそろそろ早めの夕ご飯・・・
な時間に
『さ、寝るか( ̄▽ ̄)♪』と
とっとと寝た私たち。
翌日は朝2時半頃
ぬぼ〜・・・
と起きました
夜中は
何度も雨の音で
うつらうつらとしていましたが
朝は止んでいるようです
窓から外を見たら
マッチロだったけど
まあ、今日も展望は望めないだろうけど
前日にここはとても素敵な山だと
確信したので
『また来るもんね〜:*:・( ̄∀ ̄)・:*:』
の、余裕な心で出発します
前日の雨で濡れた山は
花々や葉っぱに滴る
その雫が美しい(〃∇〃)
雨上がり。
朝露。
の、潤いたっぷりな瑞々しい山を歩くには
もちろん
上下レインで
(→これがまた雨は降ってなくとも
着ててよかった!と思うほど濡れましたのよ)
出発は4時半位。
お天気が良ければすっかり明るい時間ですが
この日はガスガスモヤモヤなので
正面の空はま〜っちろ(^^ゞ
でも近くの花はこんなに可愛く
水滴と一緒にプルプル揺れてます
→歩いてるうちに自分のまつ毛も
漂うミストで潤ってきました
さあ奥さん♪
ここが本当の巻機山山頂\( °∀° )/
では、
ありませんの、
実は( ̄▽ ̄)♪
ニセ巻機山もあったから
巻機山山頂と書いてるここがそうか
と思いきや
なんと
こっから更にちょっと
テクリンコした、
このケルンが
ほんとのほんとの、
巻機山山頂らしい・・・
ここまで来るのに
全く危険な道でもなく
危なくもない、
どっちかといえば
素晴らしくステキ道なのに
なんで最初からここに『山頂』と
シンプルに立てなかったのか不思議・・・
もしかして
間違えはった・・・( ̄▽ ̄)?
間違いに間違いを重ねて
もう3回目は恥ずかしくなって
こっそりこんなんになったのかしらん・・・
と
まめとヒソヒソ話していました
(ヒソヒソしんでも誰もおらんけど( ̄∀ ̄))
てか。
そんなことより。
どんどん
どんどん、
この先、
ステキ道が
繋がって
広がって
山頂なんて
もう、
どこでもええや〜ん
と、
思ってしまうのですよ
(→ワタシだけ?(^▽^;))
ひゃ〜
ニッコウキスゲが
丘(みたい!)一面にピャー
と咲いてて
もうほんとステキ
。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚
この道も
この先も
晴れていれば
ものすご〜く
絶景で
ものすご〜く
ステキらしいのだけど
遠くの景色は
な〜んも見えないというのに
もう、
歩いてるだけで
ものすご〜く
ステキで最高で。
これ、
(遠景)見えてたら、
ヤバイんちゃう?
見えてなくてこれやもん。
てな会話を
何度もしたような・・・( ´艸`)
いい♪
いい♪
好きや〜
こ〜ゆ〜の。
と、
書きながら
ちょっと思ったんですが。
今、
その人が
『気持ちよく登れる山』
の感じって
その人の今の
心理状態を反映しているような。
自分では
そのつもりがなくても
なんとなく。
え。
ちょっと待って。
私、今、
弱ってるっぽくないすか?笑
なんかこないだから
癒し系の山ばっかりのような・・・
いやでも。
この巻機山においては奥さん。
一言で言えばアレよ、
『ギャップ萌え』な山よ
:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
皆、
『巻機山』と言えば
この上に上がってしまってからの写真をアップするけど
前後にこんな(地味な)ちょいきつい樹林帯を制しないと
ここへは辿り着けないとは
知らんし。
まさか前後にあの
(心身ともに)樹林帯のきつさを
経てからのこことはね
まさに今回は
まさかのギャップでした
あれがあっての
これなのね
的な。(わかる?( ̄∇ ̄+))
私たち
ニッコウキスゲのこんな群生を見たのは
生まれて初めて。
何度も何度も
同じような写真を
お互いに撮りまくりました(笑)
花って
一輪でも好きな花
とか
一輪の方が心打つ花
とかあるけど
ニッコウキスゲは
個人的に
群落している方が
ステキ
と思える花(=※あくまで個人的な好みです)
こんなとこ歩いてたら
目の前に
今度は
ええ〜・・・(〃∇〃)
ステキ道すぎる
あまりにステキすぎて
ここを通るのを
なんだか躊躇したほどです(〃∇〃)
う〜(〃∇〃)
と動物みたいにうなっちゃう
ひゃぁあ〜〜〜・・・(〃∇〃)
おっちゃんが通っても
やっぱり
それなりにステキな道( ´艸`)
ハクサンフウロ
最初のがあって
また同じような道が現れて。
この季節ならではの
ニッコウキスゲに包まれる、
極上道・・・(〃∇〃)
この先の景色は何も見えないけど
今いるここは最高だ
いつもいつも
人生は
そう感じながら
歩いていたいもんすね
:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
最高すぎる気分を
写しとった一枚です( ´艸`)
あ。
そういえば
今日はまず、
『牛ケ岳』というところを目指していたのですが
一旦通り過ぎてしまっていたようで、
元に戻って
これがそうだったと気づきました(^^ゞ
なんか・・・山頂っぽくないっすね( ̄▽ ̄)笑
この山頂の周りにも
たくさんの
ステキな花が咲いていまして
パシャリンコ
パシャリンコしてましたら
ジー・・・と視線を感じましてん。
ふと見たら
見てはりましたわ〜
こっちから
あっちから撮ってても
ガン見でしたわ〜
『ここやった〜!』と指差し確認(笑)
帰りにまた
このステキロード
キンコウカ
コケコケ
どちらもたくさん群生していて
星降る山みたいでした
ああそうだ
秋にもう一度来たら
きっと星空を見上げよう
と思いながら、今度は分岐反対側の
『割引岳』(→ワリメキダケ。と読みますよ)
に行ってみます
ゴロー隊は
雨でもへっちゃらです
大好きな
池塘
雨の雫
玉のような
自然の宝石
こういうのを
山で目にするたびに
美しさは
無意識の中にこそ
宿るもの
とふと思う
花火
おちょぼ口
ぐるぐる巻き巻き
星スティック
マクロ百合
と
勝手に名前をつけるから
いつもなかなか
その花の
本当の名前を覚えることが
できません(^^ゞ
おお、気がついたら着いていた♪
ここの行き帰りに
雪が少し残っていましたが
雪の上は崩れ落ちそうな質だったので
上を巻いて歩きました
この共生感がすき
再び池塘♪
避難小屋も貸切なら
巻機山山頂近辺全て
ず〜〜っと、
貸切りのステキ時間でした
ガスガスだったけど
なぜか以前ほど
『あ〜残念!』
とか思いません
それが余計に
ステキ時間を生んで
充実の時間となりました
避難小屋に戻って来て
まとめておいた荷物を持って
レインを脱ぎ
下山します
一日、
この山に身を置いて
また同じ道を戻るときは
すっかりその山と
自分が
いつのまにか(勝手に)馴染んでいて
帰り際のそこここの花や
木々に
またね
ありがとね
なんて話しかけたくなる不思議( ´艸`)
雨だったから
得られた時間
雨だったから
感じられたこと
雨だったから
見えなかったこと
見えなかったから
また見たい
と思えるチャンスを
もらえたこと。
雨が降ると
チャンスがくる
またね・・・がくる
最近は
ようやく
その『またね』と思える気持ちを
持てるようになったと感じます
『待てる』
という自分になれて
少し楽に
なりました
待つ「不安」より
待つを楽しむ時間を
もてる心持ちに
なってきました
帰りは
かけ流し温泉の『湯らりあ』へ。(¥400/一人)
シャンプー、リンス、ボディーソープは別料金(各¥110)
お湯はめちゃくちゃアチーので
水道の水を自分でひねって
調節して入ります(ほんと熱くてやばかった)
こちらも貸切だったので
洗面器で調節したお湯を何度もかぶって
最後にはちょっとだけ(一瞬ね)
肩まで浸かれました
ゆっくりジワ〜んとは
浸かれないのですが(熱すぎて)
上がってみると
なんとなく
なんとなく
『あれ?なんか、いいお湯だったんでない?』
と思うのでした(^~^)
そんでもって
この湯らりあで
先に上がっていたまめが
受付のおばちゃんに
なんじゃかんじゃと情報を仕入れてくれてましてね
(YES!できた旦那はん( ´∀`)σσ♪)
そのおばちゃんの
オススメの酒屋に行きましたら・・・
あ。
その前に奥さん
巻機山
といえば
私ら夫婦は
高千代酒造さんの作っている
『巻機山』
という日本酒の方が先にイメージが( ´艸`)
その巻機山という日本酒を作っている
「たかちよ」という日本酒に出会ったことから
私たちは
日本酒の美味しさにハマり
今ではもうほら
皆さんのご存知のトーリよ・・・( ̄▽ ̄)フフ
で
いつの日にかに
巻機山に登った日には
下山後にきっと
きっときっときっと!
あの『たかちよ』と『巻機山』を
買おうぞな
と固く夫婦の契りを交わしていたのでした
そんでおばちゃんの教えてくれたその
酒屋に行って見たらなんと
私が何度も取り寄せている酒屋だった
という・・・( ´艸`)笑笑!
で。
一歩この扉の向こうに入ったら
もうアータ。
そこは一瞬にして
鼻血ブーブーパラダイスよ
チャチャチャ〜♪っと、
4本ほど一升瓶を選びまして
いそいそとお持ち帰りしましたわよ
そんで次に向かったのは
ここまた湯らりあのおばちゃんオススメの
お蕎麦屋さん♪
越後といえばの
へぎそば食べたい!
と言ったら紹介してくれたここ
中野屋さん♪
まずはビール(アルコール入りはあたちだけ)
突き出しがなんと無料で
三品も付いてきた!
冬瓜の炊いたの。柿の種。キュウリのお漬物。
どれも美味しい!
ほんで
天ぷらの盛り合わせも一緒に
それぞれ一人一つずつオーダーしたら
ものすごいボリューム!
(でもめちゃ美味しかった!エビ二本もあるし!)
へぎそばも美味しかった〜
満腹満腹で
よたよた歩きながら店の外に出たら
前の川で皆
釣りしてた
水が綺麗から
魚も美味しそう・・・。
この後、
越後湯沢駅まで行き、
改札口にある夢のような
ワンダーランド
『ポン酒館』を見学し
ここでも
またの再訪を
固く誓い
夫婦の結束を深めたのであります
:*:・( ̄∀ ̄)・:*:(=結局酒やな)
ふと思いついて
訪れた巻機山
秋に、と思っていたけど
思いついたから行った、
今回の巻機山。
ガスガスだったけど
ガスガスだったから
得た
ステキな時間
ガスガスだったから
こそ
その先に見えなかった景色を
想い
また訪れた時に
見えた時の感動を想い
その想い(を持つこと)
で
今という時を
幸せに
思います
おしまい
ありがとうございます