南アルプス縦走 2017年 ④ | ふみの山散歩

ふみの山散歩

丹沢をベースにウロウロしてます〜^^

 

 

③のつづきです

 

 

 

4日目の朝。

 

 

 

今日はここ、聖平小屋から椹島まで下山するのみ。

 

 

椹島ロッジでゆっくりしようと今朝も4時過ぎに出発

 

 

 

 

テント山行をするようになってから

 

朝の出発はこれくらいが普通になりつつあります(´∀`)

 

今日はひたすらに樹林帯の中を歩きます

 

暫くは真っ暗な中を足元に気をつけながら進み

 

 

 

 

時折 花を見つけたり

 

 

 

 

岩頭展望台からは沢や滝を眺めながら降ります

 

 

 

やがて陽が昇り

 

樹林帯の中にもその光が届き始める

 

 

 

 

今日も山に朝がやってきた

 

 

 

山のてっぺん

 

山の尾根

 

そして

 

山の中

 

 

 

空高く成長した樹々の下

 

樹林帯の中の植物たちが

 

ひとつ、また一つとその朝の光を感じ取り

 

その葉脈やら木皮、土の中の根が

 

その光を感じては細胞をピクリと動かす

 

 

まるでその日生まれたての光の

 

いちばん美味しい部分を

 

自らが一番に受け取ろうとしてるかのように

 

ピクリ ピクリ と密かに反応を繰り返す

 

そんな音が聞こえてきそうなくらいの

 

独特のはりつめた気配が漂う、

 

早朝の森の中

 

 

 

てっぺんに近いものたちにはわかるまい

 

この貴重な光のありがたさ

 

そんな静かな声が聞こえてきそう

 

この貴重な光を受け取って

 

いつかは自分もあの空に近いところまで

 

 

 

いいえ

 

ここでいいのだ ここで生きよう

 

空は遠いが

 

この地深くの豊かな水には近いじゃないか

 

天から注がれる

 

この朝の貴重な光を逃さずに

 

強く強くこの命を生きていこう

 

 

 

 

 

 

やがて最初の吊橋が出てきます

 

 

このひとつめは

 

ボヨ〜ン ボヨ〜ン とまあまあ揺れます( ̄∇ ̄+)

 

 

 

 

たまに崩壊しかかった場所も数カ所通過したりして

 

 

 

 

ひたすらモクモクと樹林帯を歩きます

 

 

 

ワタシにも  ヒカリが  とどきはじめる

 

 

 

 

山の中はもう きのこ祭り  

 

秋をチラホラ感じる森の中

 

 

 

仲良しきのこ(^~^)

 

 

そしてやっとこ、ふたつめの吊橋、

 

 

 

『聖沢吊橋』

 

 

 

私は決してこのような↑写真は撮れません・・・滝汗

 

吊橋はまっすぐ、前しか見ませんよ・・・・( ̄∇ ̄+)

 

 

 

この吊橋の後も

 

どんどん どんどん高度を下げてひたすらに樹林を降り

 

 

 

そうしてようやく

 

 

 

聖岳登山口にズボッ!と出ます(ノ´▽`)ノ

 

無事下山に まめとハイタッチです\( °∀° )/きらきら

 

 

 

 

ホッとすると同時にいつも起こる

 

「ああ、降りてしまった」という気持ちうふ

 

そう感じられることができて シアワセだ・・・

 

 

ここから更に林道を約1時間、歩いて椹島まで戻ります

(この時蚊に3ヶ所も噛まれた〜えーん

 

 

 

林道の途中でふと横を見上げると

 

 

 

 

 

赤石岳です

 

 

今朝はピカピカに 晴れています(;´▽`A``

 

これも登山アルアル ですね笑い泣きアハハ

 

 

 

 

椹島にとうちゃこ。

 

 

4日前に入山した場所に無事に戻り

 

シャワーを借りて(お風呂なしです¥500/一人)、

 

椹島ロッジで

 

 

もちろんのウシシ

 

乾杯です生ビール酔っ払い

 

 

 

 

私はホットサンド(ハム&チーズ)、まめはサラダうどんをいただきました

 

シャワーでさっぱりして着替えたまめが着ていたのは

 

 

フフフ( ´艸`)

 

 

あの避難小屋のご主人の絵が書かれたTシャツです:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

 

 

この椹島ロッジ、心地よくて私は本当に大好きなんですが

 

敷地内にはテント場もあり

 

 

↑これは貸出用かな?(未確認)オサレテントがありました

 

いつかいつか、

 

ここでまったりとテントで過ごして見たいと思い続けています(〃∇〃)

 

だってこのテントサイト、自炊場がコレですよ、奥さん↓ポーンドキドキ

 

 

 

キレイ上に清潔きらきら

 

ここで作るならインスタントラーメンはナシですねププッ・・・

 

 

その横にある、食べる場所もオサレラブ

 

 

とにかくここはあまりにも心地よくて最高です

 

 

 

 

前の芝生の敷地で一昨年もしたように、

 

結露で濡れたテントを広げて乾かします

 

その間にちょっとお昼寝・・・・

 

 

 

ゴロ〜ンと寝転がったら

 

その目線にこの空

 

 

シュークリームみたいな雲がプカプカと浮かび

 

綿菓子みたいな木がそよそよと風に揺れている

 

 

 

テントたちはパリパリに気持ちよく乾かされ

 

お日様と遊んでる

 

 

 

ああ

 

至福・・・・最高の登山後の時間照れ

 

昼寝の後に

 

 

ソフトクリーム いただきました

 

これがもうビックリマークめちゃくちゃ美味しくてびっくりアップ

 

今までのソフトクリームの中の一番かもラブ

 

 

 

この日の行動時間は休憩を含めて5時間20分。

 

この椹島には9時半くらいにとうちゃこして、

 

シャワーを借りても十分、10時半発の畑薙行きのバスに乗れたのですが

 

 

 

私たちはこんな風にゆっくりと過ごしてから、

 

13時発のバスに乗って帰りましたにへ

 

10時半発のバスはツアーの方達でいっぱいでしたが

 

この13時発のバスはなんと、私たちだけの貸切でした(*'∀`*)v上

 

 

 

 

運転手のおじさんと色々とお話しできて(この夏もここ南プスでの山岳事故も多かったそうです)

 

道は相変わらずのデコボコでしたが

 

いい時間でした

 

 

 

今回もまた、予定していた山行計画から

 

天候の関係で直前にこちらの山域に変更となりましたが

 

いつも

 

結果的には良い山行だったと思えるのは幸せですうふ

 

 

 

 

 

南プスはデカイ

 

そのデカさが

 

たまらなく素晴らしい魅力です

 

時折見せるふとした男らしい優しい道は

 

あの赤石避難小屋のご主人の優しさと重なりました

 

 

 

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長い長いブログ、読んでいただきありがとうございますにへ

 

 

おしまいバイバイ

 

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