北岳 ① | ふみの山散歩

ふみの山散歩

丹沢をベースにウロウロしてます〜^^

 

 

7/10〜11  

 

 

 

南アルプス『北岳』に行ってきました(*'∀`*)v

 

 

今年の夏山、初の3000m峰になります

 

 

 

いつものことながら直前まで色々な山域の天気予報を見ては

 

 

あちらにするかこちらにするかと右往左往していました

 

 

今回は2泊3日のお休みをとっていましたので

 

 

候補としては

 

 

 

①北沢峠をベースキャンプとし、甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳

 

②北岳〜間ノ岳〜農鳥岳といういわゆる白峰三山を縦走

 

 

のどちらも可能でしたGOOD

 

 

 

 

当初はそのどちらかにしようと思っていたのですが

 

 

3日目の日程に 今の私(達)にはとても大切にしたいな と思う、

 

 

ご縁のあるお話があったのでうふ

 

 

今回はそのどちらもやめ、『北岳をピストン』という形にしました

 

 

 

 

 

いつも通り前日にレンタカーを借りておき

 

当日2時半頃出発。

 

『芦安駐車場』に駐車し(=無料!感謝笑い泣き)、

 

そこからバスで『広河原』まで。

 

 

 

 

 

広河原インフォメーションセンターの中でトイレや出発準備。

 

 

 

 

そして北岳への入り口となる吊り橋を渡り(=この吊り橋、吊り橋苦手な私でも怖くないウシシ

 

 

 

 

 

大樺沢沿いを歩きます

 

 

 

豊富な水量

 

 

南アルプスの天然水、ジャンジャン流れてますよ 奥さんかお

 

 

 

 

 

この日はものすごく暑かったので

 

 

この沢沿い歩きは助かりました

 

 

 

しょっぱなから

 

お花がたくさんですラブ

 

 

 

いいお天気!

 

 

 

『北岳』に登りあげるには一般的に 

 

 

①白根御池小屋経由と

 

②大樺沢の右俣経由、そして 

 

③左俣(=八本歯のコル)経由があります

 

 

 

八本歯のコルはこの時期でも雪渓を登りあげることになり、

 

アイゼン、ヘルメット、ピッケル等の準備が必要ですチッチ!

 

 

今回も私たちは②の『右俣』経由で行きました

 

 

 

左側の雪渓が八本歯のコル雪渓。私たちは右側を歩きます。

 

 

 

 

雪渓の中にハート

 

 

 

振り返ると 後ろに『鳳凰三山』!

 

 

なんちゅー 贅沢酔っ払い

 

 

 

雪渓側から何度か 『ラーーーーーーーク!』(=落石の意)

 

の声が響いていました  

 

落石は雪の上を音もなく転がってくるのでとても危険です

 

その声を聞くたびに 

 

右俣を登る者の中にも緊張が広がります

 

 

 

『二俣』とうちゃこ。(=ここで右俣を行く者と左俣の雪渓を歩く者に分かれます)

 

 

少し休憩してから私たちはこのまま右俣で登り上げます

 

 

 

このあたりから徐々に、先ほどより更に花が増え続けます

 

そして暑さのためもあって

 

とてもきつい登りに感じます

 

ゆっくりにしか登れない感じ。

 

なんとなく体が高度を感じ、息苦しさも感じ始めていました

 

 

 

そして白根御池への分岐点。

 

 

数年前の白峰三山縦走の時は初日がずっと雨で

 

 

ここでガスガスの中、寒さに震えて休憩したことを思い出していましたうふ

 

 

今回はありがたいくらいの晴天で

 

 

むしろ暑さにへたばりそうになりながら休憩します

 

 

あの時に何も見えなかった花々が

 

 

今回見上げた斜面には

 

 

 

 

 

びっしり!

 

 

もう、『びっしり!』としか言いようがないくらいびっしりと。

 

 

斜面一面にとにかくびっしり!笑 でした

 

 

 

私はここで、暑さにヘトヘトな旦那ちゃんが来るのを暫く待っていたのですが

 

 

登って来る人登って来る人が一様に 

 

 

『ワーーーーラブアップ』と感嘆の声をあげる瞬間を見てはニヤニヤ(=怪しい女( ̄▽ ̄))

 

 

 

 

ナナカマドの花、初めて見ました!(=これがそうだとは知らなかった)

 

 

 

鳳凰三山を背負って登り上げて来る旦那ちゃん

 

 

雄大です

 

 

贅沢です

 

 

南アルプスは  とにかくデカイのです

 

 

 

旦那ちゃんが見上げるワタシ。

 

 

青と白と緑。

 

 

もう、完璧な夏山の、色。

 

 

そして

 

 

 

咲き誇る花々。

 

 

『夏山』 というテーマの山岳雑誌そのものの光景の中を歩きます

 

 

 

 

小太郎山分岐点。 ここで小休止しました。

 

 

 

ここからがまた

 

 

 

素晴らしい尾根鼻血アップ

 

 

『完璧な風景!』と思わずガッツポーズをしたくなる光景です

 

 

 

 

徐々に高度を上げてゆくのですが

 

 

そのたびに振り返ると この光景

 

 

 

 

最高の山日和。

 

 

最高の尾根。

 

 

 

 

最高の花々!

 

『百花繚乱!』と何度叫んだことか(笑)。

 

 

 

実は今回、3日目の予定が先に決まったので

 

この『北岳』は

 

そこへ移動が可能な山域、いうことで決めたのですねにへ

 

 

 

で、北岳といえば『キタダケソウ』。

 

キタダケソウは、北岳にしか自生しないいわゆる「絶滅危惧種」

 

花の時期は早く、6月末〜7月上旬。

 

いわゆる夏山シーズン真っ盛り!の8月にはもう終わってしまうのです。

 

 

今回はふとしたことでこの山域になり、それがしかもこの時期!

 

もしかしたらの もしかしてかおメラメラビックリマーク

 

 

 

み ・ れ ・ る ・ か ・ もぉぉぉおおおおおニヤリうえ

 

 

 

と、ワタクシ、急に鼻の穴がグオ〜〜〜〜ンと膨らみましてねぇ

 

 

フフフ :*:・( ̄∀ ̄)・:*:

 

 

 

ま、とりあえず、『肩の小屋』にとうちゃこだわよ ( ̄ー☆

 

 

 

テントの受付をして(=¥700/一人)、先にテントを張りました

 

テン場は

 

風がなければ、

 

 

 

この小屋手前の稜線上が地面が平らでいいかも。

 

東西斜面は少し斜めです。風は西側から吹き上げることが多いので

 

風のある時は東側斜面だと風が避けれます

 

 

この時は風がなかったのですが万が一のために私たちは東側に貼りました

(=以前テン泊で風にひどい目にあっているので超警戒してのこと)

 

 

荷物をアタックザックに入れ替えて

 

少し休憩してから『北岳』山頂を目指すことにしました

 

 

 

そして、そのまま山頂を通り過ぎ、その先にあるといわれている

 

あの『キタダケソウ』探しへ!いざはい 

 

ウフフ  期待しちゃうわ〜 奥さんニヤリないす

 

 

 

つづく照れ