11/7 群馬県の妙義山に行ってきました
妙義山は表妙義と裏妙義がありますが
今回行ったのは表妙義といわれている山域になります
表妙義にも、大きく分けて
白雲山と金洞山の山域に分けられます。
今回お邪魔したのは白雲山(最高峰は相馬岳)の方です。
※ややこしい説明でスミマセン。ご興味のある方は地図を見てみて下さ〜い(丸投げ )
表、裏ともに 岩場や鎖場が豊富な山です。
表で有名なのは『鷹戻し』といわれるポイントで
鷹も留まることが出来ないほど急な崖
といういわれからついたそうな
そこは基本的にザイルやハーネス、ロープを使用しての登攀になります
フリー(装備なし)で登る方もいらっしゃいますが
滑落の危険大です
ある年には毎週のようにその『鷹戻し』ポイントで死亡事故があったそうです
今年はその鷹戻しのポイントの鉄梯子修理の為
通行不可になっています
その修復期間があまりに長いので
もしかしたら 滑落事故・死亡事故を防ぐ為にずっと通行不可にしているのではと
勝手に想像しています
もし直っていたとしても
装備のない私達にはあまりに危険と判断し、
行くことは出来ない(今のところ行ってはいけない)場所だと思いました
なので
変な言い方ですが
通行不可とされていたことで
行けない理由ができて
よかったな〜 と思ったのです ふふふ
なにせ
このポイントに辿り着くまでにも様々な鎖場岩場を通過するのですが
そのひとつひとつをクリアしていく度に
ふと魔がさして
『いけるのでは』と思ってしまったら
アウトだった と思います
前置き長過ぎですが
レンタカーで群馬県『富岡市営登山者用無料駐車場』(道の駅向かい)
に車をとめ
妙義神社からスタートします
おお〜
そびえたつ 白雲山
妙義山は高速道路から眺める度に
そのトゲトゲの山容ゆえに
眺めるだけでもう、怖すぎやろ〜
と恐ろしく思っていた山です
鳥居をくぐり
妙義神社へ。
立派デス・・・・
石階段は江戸時代のままだそうです。
本殿で登山の安全を。(←旦那ちゃんだけ。私は寄らなかった・・・)
私は とっとと神社横の登山口に向かっていました・・・
気が急いていたのですね・・・(ということにさせて下さい。ゴメンナサイ神様)
振り返ると旦那ちゃんがいないので(←お参り中)
暫くここで待ちぼうけ・・・。(←団体行動出来ないヤツのあるある・・・)
妙義山といっても怖そうな所を通らない登山道もありますよん。
さっきはいつもみたいにとっとと先に歩いてしまいましたが
今回からは相談して
旦那ちゃんに先に歩いてもらうことにしました
私はどうもいつも
とっとと行き過ぎてしまうので
それを抑止する為です:*:・( ̄∀ ̄)・:*:笑
始めのポイントは『大』の字。
ここは
すごーーーーーく高い所!にあると思っていたのですが・・・
思っていたより高くなかったです
でも
最初の鎖場岩場なので
やっぱり緊張しながらスタートします
そんでもって( ̄▽ ̄)
ぱかあ〜ん ひひひ
(あ、↑一応『大』の字です。でも足も伸ばすべきだった・・まちがえた)
前は町の風景が見下ろせます
後を振り返ると
ひゅ〜
で、降りますよ。
皆が降りる所は岩が白くなってます
第一ポイントクリア〜!えへへ。
で
『辻』通過。
『大』の字への登りは
ウオーミングアップといった感じなのでしょうか
こっから『上級コース』が始まるらしい・・・
(どうでもいいことだけど『上級者』でなく『上級』と書くとちょっと意味が・・・ステキなコースなのねと。)
お次は
奥の院へ。
大きな木の後ろが奥の院。
思わず
「おお!」と声のでる奇観です
すごい岩。 ひっかかってます・・・
奥の鉄梯子を登りきったところに
白雲山妙義大神のご神体があるのですが
梯子から上の様子が見えなく、薄暗いので
ちょっと不安になるような気配が漂っています・・・
ここを登って
あらぬものが見えたらどうしよう・・・・
と思わせるような独特の雰囲気です
勇気をだして登ると
いらっしゃいました
上にひっかかっている巨岩の隙間から
光がもれて射込んでいました
手を合わせて
すごすごと戻ります・・・・(やっぱりちょっとコワイ)
ここから(木を挟んで向こう)第二のポイント
奥の院の鎖場です
いつもと違って 旦那ちゃんが先に行きます
ので、
いつもと違って写真の方向が違います(巨大なお尻写真を避けられる利点あり )
登り始めの始点から見上げると
こんな感じ(先の方が見えなくてよくわかりません)
旦那ちゃんの持つ鎖の支点が変わる所で
私が後に続きます
すると
こっち側に行きたいの〜 と パカン・・・
と足をあげた瞬間の写真が
まるで
犬の用足し
のように写っていました (たのむでえ〜!旦那ちゃん!美しく撮ってや〜( ´⊿`)y-~~!)
ほらコレ
シャー・・・・・・・
その後は
まっすぐ登りつめ
一部トラバースして(数年前はここで滑落死亡事故あったそうです)
終了です
この先少し樹林の中を進むと
樹林の中は
わあああああ〜〜〜〜〜〜
黄金色に輝いていました
妙義山は緊張の強いられる山域だけあって
秋の時期は
途中途中で
こうした景色が心を和ませてくれていいですね〜
そして
再び鎖がでてきてきました
これは登りやすいです。
ここから先はずっと
こういった鎖がちょくちょくと頻繁にでてくるので
全部を写真には 収めていません
上の写真の鎖場
この後も
ところどころで景色を堪能しながら
色んな鎖場岩場を通過していきます
眺望のよい場所に立ち、
下の町を見渡す度に 今まで車から
『恐ろしい〜!』と口をあんぐりあけて見上げていた
その上に
自分が立っている不思議を感じていました
つづく