6/20~21日、
『谷川岳馬蹄形縦走』 に行ってきま・・・・・・
せんでした
厳密には・・・
行く『つもり』でした
結果的には、
2日目の天候不良の為に、
『撤退』という形で終わったのです
気持ちは
時がたてばたつほど、
また行きたいという気持ちがつのるばかりです
完歩できなかったけれど
それでも
その途中までだけでも、素晴らしい山域だったのです
今回の予定では馬蹄形を 時計回りに廻るつもりでした
<<予定>>゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
1日目・・・谷川岳→一ノ倉岳→茂倉岳→武能岳→蓬ヒュッテ(テン泊)
2日目・・・蓬ヒュッテ→七ッ小屋山→清水峠→ジャンクションピーク→
朝日岳→笠ヶ岳→白毛門→土合
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そして、今回は天候不良という理由で『茂倉岳』での撤退でした
なぜ『蓬ヒュッテ』ではないか、というと
その前に、実は不思議な(←というか完全なる自身のボケですが)、
『道間違い』をしまして
無駄な体力と時間を使うことになりました。
なんてバカ!
ありえない!
恐ろしい頭のぬけよう!と思うと同時に
この時、もしも正しく進んでいれば
結果的には翌日の天候が崩れたので、
その先はエスケープルートにしても
予定していた道にしても
雨が降ればそれはそれは大変な道で、
滑ったり転んだり・・・と事故もあったかもしれないなと、
なんとなく『守られた』感を勝手に抱いています(←究極の鈍感力・・・)
さて本題です
6時前に土合駐車場を出発し
ここから西黒尾根登山口まで、
約30分、歩きます
途中、
谷川岳で亡くなった方々の慰霊碑を通過
ロープウエー乗り場が見えてきましたが
6/1~6/30 までは、ロープウエーは運行されません
土合からの出発だと
天神尾根、西黒尾根、厳剛新道いずれかの尾根を経て谷川岳へ。
私達は今回、西黒尾根を選びました
谷川岳登山資料館通過(開いてませんでした)
そして
登山指導センターで 登山届けを提出します(トイレもお借りしました)
指導センターを出て左のゲートを越え
すぐに
西黒尾根登山口です
もう、最初から『オレ、急登だぜ』
な匂いがプンプンしています
まあ一応
三大急登ですからね(ブナ立尾根、黒戸尾根、西黒尾根)
今回のテン泊の荷物は一日だけの為、15㌔位でした
それでも自宅を早朝2時半位に出発する為、
2~3時間しか睡眠をとっていないので少しキツかったです
途中の 自然のベンチでちょっと休憩・・・うふふ
雨上がりで気温も高く
樹林帯はムシムシしており
暑い暑いと言いながら歩いていました
3時間かあ~・・・
ギンリョウソウ
目玉がギョッと開いてるみたいなので
ずっと『ギョリンソウ』だと思っていました
ぬぉ~っ
ふんっ!と。
あ。
♡の光の出口・・・・
この光の出口から樹林をでると・・・・・
ふぉぉおおおおおおおおお~~~~~~~っ!!!
鼻血ぶっしゃ~
天神平です
なんだか、天空のお城みたいデス
ここからは、たくさんの花々と岩のオンパレードです
この山塊の岩の質は蛇紋岩(じゃもんがん)といって
ツルツルでとても滑りやすいので気を使います
このような岩場の『登り』は
クサリやロープがあるのでまだ大丈夫なのですが
普通の登山道のなんでもない降りが
それはそれは、気を使いました
この岩場を登りきると
ふぉ~
か ~ ん ~ む ~ りょ~ う~~~~~~~~
すばらしい眺めです
明日歩く(はずだった)山々が一望でした・・・
花々もすばらしく、お天気も最高でした
山の天気予報のサイト『てんくら』はこの日と明日だけ、『A』だったのです
めったにとれない旦那ちゃんの連休だったので
ほとんどの山域が『C』の中、
どこに行こうか、お天気のよい所を
ギリギリまで求めて彷徨って
やっと辿り着いた A の山域・・・
実は急遽、決めた山行でした(1日前)
結果的に、そんな風にバタバタと決めた山行で
準備を怠ることになり、道間違いを起こしたのです
猛省しています
きちんと準備のできない山は行くべきではないです
ここも蛇紋岩でツルツルです
一歩、脚を滑らせて左の向こう脛を打ち・・
暫く無言で動けず・・・・
一瞬で腫れ上がり、今も傷が残っています
痛いけれど歩くのに支障はありません・・・
雪渓が。
そして西黒尾根の真ん中辺り、『ラクダの背』にとうちゃこ
ここから進む方向の谷川岳方面を見上げると、
大きな山を登るんだなあ~と、改めて感じました
そして
厳剛新道との分岐。
マチガ沢方面です。
こちらを通る機会はなかなかなさそう・・・
時々細い道
いつも大きな山
少し、ガスがあがってきました
右上に、トマノ耳オキノ耳が見えます。 ガスが・・・・。
花々は、そこここに。
たくさん目を楽しませてくれます
あ~ キレイ
梅雨時は天候が難しいけれど
やっぱりこの時期に一斉に咲き始める花々は素晴らしい
今まではこの時期(6月)、天候が安定しないので
唯一下界で大人しくしている月でした
ホソバヒナウスユキソウ・・・日本版エーデルワイス
アカモノは全盛期 プルプルとかわいいです
西黒尾根も
そろそろ終わり。
ここからトマノ耳まで5分位なんですが
ちょうどここに着いたくらいに周りがすっかり真っ白になってしまったので
天神尾根との分岐辺りのここで休憩しました
休憩後は
左下に『肩の小屋』を見ながら進みます
そしてすぐ
トマの耳。 まっちろ~~~。残念!
すぐ、オキの耳に向かいます
同じくまっちろ~。 日帰りの若者男子がお昼を食べてました。
笑顔がステキで元気、もらいました。
山行中に挨拶を交わすとき、
『笑顔のもつ力』
を、いつも感じます。
そこには純粋な
山って、いいですね
があって、
まさに
険しい岩場に咲く、
高山植物に会えた時のような気持ちになります
ハクサンチドリ
ハクサンイチゲ
双児峰の谷川岳を通過して、
さあ、いよいよ!
『馬蹄形縦走』の始まりだな~
とドキドキワクワクしていました
お天気は
降り坂・・・・でしたが・・・・
つづきます