6/6 、『三浦アルプス』を歩いて来ました
がっつりな山の気分でもなかったので、
一年位前からずっと想っていた、こちらにしました
私達には近くて遠いお山でした
今回歩いたのは
下のオレンジのマーカーのコースです
逗子駅から歩いて新逗子駅まで行き、
そこから約40分
車道やら住宅街やらトンネルやらを延々と歩いて・・・
の登山口です
ポンコツな私は
すでに登山口まで行くのに
へたれそうになりました・・・
やっと、登山口手前のこんな所に着き(この奥に登山口のゲートがあります)
こ、こ、ここぉ~~~~・・・?と
不安になりながらゲートをくぐろうとしたら
ポツポツ・・・・・と雨が・・・・
どどどうする・・・?と一瞬立ち止まる私達・・・・・
昨日は雨で、今日は『一日曇り』
の予想だったので、晴れることはないとは分っていたものの・・・
途中まで行って、様子をみて引き返すことも考えよう、と進みます
ゲートをくぐった先は
まるでジャングル探検隊の気分
左側を森戸川が細く流れています
霧雨の中歩き進めると
写真を撮っているおじさん数名と会いました
狭い道で道を譲った際に
「皆さん何を撮られているのですか?」 と聞くと
『サンコウチョウ』 だと言います
青い鳥だというので
私は先程見た 素晴らしくステキなブルーの鳥かと、
『ワタシ、さっき見ました』と言うと
おじさんは『ええっ!どこで?どこで?』とコーフン
場所を教えたんですが
帰って調べたら、おじさんのいうサンコウチョウではなく
ワタシの見たのはどうやら『オオルリ』でした
実はオオルリをこの目で見たことがなかった私は
その美しさに衝撃をうけ、
なんかすごい鳥を見たのではないのか
と鼻膨らみ、気分はチルチルと満ちる・・・・(ミチル)
旦那ちゃんは後ろにいたので見れずでした
更に進むと
すてき道~
でも、こんなに広くて快適な道はこの数メートルだけでした
あとは 全体的にほとんどが
細くてヤブヤブだったりして
かきわけて進む所が多かったような印象です(→季節的なものかも)
私達は雨まじりで、
気温もそんなに高くない日だったのですが
三浦アルプスの案内ページには『6~9月は山行不向き』と書いています
これからの季節はちょっとキツイかもです・・・
『林道終点』まできたら、二子山への道(左)に入りまーす
二子山までは、何度か渡渉します
ご存知、ワタクシ・・・・
『吊り橋』と『渡渉』が苦手・・・・・
なので
こんな所でも動きが・・・
ガッチガチのロボットみたいと笑われます
そんなワタシを鴨ちゃんも
笑っていました
だんだん緑が
モシャモシャしてきます
雨上がりなのでタイツが濡れた草木で湿ります
ゆる~く登って行くと
こんな平らな道を暫く進み
この看板を見て『やっぱり私の見た青い鳥は奇跡の鳥だったんだ』と鼻膨らませ
すぐに
二子山の展望台にとうちゃこ(改めて写真でみるとマッチロですね・・・)
二子山と書いてる標識が見つからなかったのでコレを撮っておきました
標高208mです
展望台の後ろに三角点ありました~
今日は登山靴でなくてウオーキングシューズです
メレルで、ソールはビブラムで しっかりめのやつです
下駄箱から『そういえばこんな靴あった』と引っ張り出してきました
展望台からは、晴れていれば
こんな感じらしかったのですが、
この日はう~~~っすらと、八景島がわかるかな?程度でした
おにぎり休憩して、来た道を戻ります
川沿い歩行。(この右上も歩けますが水量少なかったので下歩きました)
渡渉ポイントを前にため息ひとつ・・・・
先程の『林道終点』まで戻ってきました
進む先のジャングルみたいな光景に ひゃ~ と見とれる
こんな広場です。
この先を左に南沢に降りて渡って右です。
テケテケテケ・・・・・・・2回渡渉して・・・・
こ
ここからがもう・・・
本当の『ジャングル探検』となりました・・・・
地図で『雨後には中尾根を通る』と書いている辺りですが・・・
雨後でなくても、
『ここ道かーい』と突っ込みたくなります
だって・・・
コレですよ、奥さん!
進む先が、ジャングルで見えませーん
かろうじて足元が見える程度で
細い川の中(水がチョロチョロ)を登って行きます・・・
ぬかるみに足を何度か入れちゃいました
蜘蛛の巣もものすごい
これは道か?これあってんのか?と疑いたくなるような感じデスよ~
モシャモシャ・・・・
探検中・・・・・ではなーい わよ~
分岐点にはこんな
じー・・・・と見ても分かりにくい、
道標の意味をなしてるか疑問な道案内があり、これを右デス
モシャモシャ ワサワサ ・・・・・・
じーっと見るが、またあまりやる気(案内する気)のない道標
右です
途中、
どなたかの落とし物・・・ 大きいけど・・・誰でしょう・・・
そして
ムシャっと
鉄塔下にでます
鉄塔下から見上げる幾何学模様は いつも美しいです
アミアミのこの階段、色んな所にありましたが、見た目より登りやすかったです
そしてまた
てっとぉ~~~~~う
と、進むと目の前に
ワクワクするような、もしゃもしゃの緑の中に続く道が目の前に
わあ~あの中はどんなだろう
どうやらあの中のてっぺんが『乳頭山』みたいです
テケテケのぼって行くと
わぁぁぁあ~~~~~~ ステキだぁぁあ~~~~~
広々として大きな樹があってなんだかステキな空間でした
ここでも三角点があったので
ぱしゃり
山頂からは『長浦湾』が見え、展望があったので(晴れていればもっと!)
そこに腰かけて、ウインナーパンを ムシャムシャごっくん
このコース、(この季節は特に)
葉っぱがモリモリ生い茂った
ジャングルみたいな細い道を行くことが多いので
こんな風にちょっとでも展望が開けていると
すごーく気持ちよくて、嬉しくなります!
ジャングル道といえば、この『三浦アルプス』・・・・・
『アルプス』とはついてますが・・・
旦那ちゃんと私は、その『アルプス』という名に
納得いかず・・・・
『三浦スパイダートレイル』
と、銘々致しました~ パフパフ~
とにもかくにも!
蜘蛛の巣が
多い~~~~~~~~~
特に私は先を歩かせてもらうので
顔で綿菓子でも製造してるかのように
顔面に何度も蜘蛛の巣が張りつき、何度、
『ぐお~~~~~~!』
『ぶお~~~~~~!』という雄叫びをあげたことか。
小枝を拾ってぶんぶん回しながら歩いていましたが
それでもひっかかり、綿菓子はいい感じに顔面製造されていきます・・・
ハイドレーターで水を飲もうとしてチュー としたら
そこにも蜘蛛の巣がはりついており
ワタクシ、
蜘蛛の巣を食べました・・・・・
なんだこの『三浦スパイダートレイル~~~~~~』と
2人してブツブツ言いながら歩いておりました・・・
つづく