男の背中 | ふみの山散歩

ふみの山散歩

丹沢をベースにウロウロしてます〜^^



家の前のお家が

建て替え工事をしている。

大きな重機が入って

鈍い音をたてながら

古い家を壊していく

その家で営まれた家族の時間を想うと

どの家の取り壊しでも  いつも、

その家族と 

何の関係もない自分だというのに

泣きたくなる

ありがとうね    などと

無責任に泣きたくなる



泣きたくなりながら

同時に その現場で働く、

男の背中にホレボレする


特に  その現場の頭となる頭領が

淡々と、だけど 迷いのない、

そして無駄のない指示を出している

その背中をじっと見入ってしまう



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男は背中で語る  という

今となっては昭和的フレーズをにおわす

背中のひとつだと思う  ヾ( ´ー`)


経験と努力を重ねた年輪は

哀愁と重なり 男の色気にもなる。


多くの言葉を巧みに操れる女性も

多くの言葉を語らない

この背中をみては

その言葉の

無力さに気づく