大河ドラマ「光る君へ」紫式部

3回目に(藤原行成)が登場しました!!

書の本で見る(行成)が、歴史絵巻の中で演じられているのを見ると

(行成)本人ではないことがわかっていても、ものすごい感動です。

 

(藤原行成)は、日本三蹟の一人で、

中国の漢文を和様にして日本の書道の礎を築いた人。

 

(行成)の父親が、百人一首50番の右上↑の歌の作者(藤原義孝)です。

「君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひぬるかな 」

釈文

「あなたに逢うために惜しくはないと思った命までも、お逢いできたあとは長く生きていたいと思われることです 」

 

恋の歌ですが、生きることへの意味、生きることの願望をを歌ったもののように感じます。

 

長生きをして子供の成長を見守りたい

自分が未来に向かって成長したい

日本の未来をみたい

技術の発展をみたい

10年後の世界がみたい

 

生きる目的は人それぞれですが、この歌は現代にも通じる気持ちが込められ共感が持てる歌です。

 

(義孝)の歌は、変体仮名を使って書いたので、一般には読みにくいです。。

左上は、普通に書いた文字。

大河ドラマの彩り豊かな男女の綺麗な着物をみて

思わず書いてみました。

 

 

日本の書道は登録無形文化財。

文字を持たなかった日本人が、漢文を和製漢語から和様を作り出し、ひらがなを作り、漢音と呉音、そして口語を作り出したため、

日本語は複雑で発展的な言語になったのです。


日本語は日本人の才知の源、それを引き継ぐ筆の文字は日本には欠かせない文化です。

 

 

大河ドラマにはまるのは(吉田松陰)以来。

紫式部が楽しみです。

 

~文字は心の鏡~

 

 

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