今年こそ 宿題を最後までやり遂げよう!前編
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すぐに諦める凸凹キッズに
どんなこともやり抜く力が身につく!
ドリーム🌈ToDoシート
発達科学コミュニケーショントレーナー
渡辺扶美子
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こんにちは
目標を立てて、いざ実行しようと思っても
いつの間にか ネットサーフィンをしていたり、
試験前に、勉強をしようと思っているのに
いつの間にか部屋の掃除をしていたりする
ことってありませんか?
そんな時は、実行機能が
うまくはたらいていないのかもしれません
実行機能とは、
最後まで何かをやり遂げる機能のこと。
計画を立て
↓
やる気が出る さあやるぞ!
↓
実行
↓
終了!
物事を完結させるための
脳の指令システムのことを言います。
神経心理学者 レザック博士は
実行機能には4つの要素があると言っています。
1 意志 目標を決め、始めようとする
いわゆるやる気スイッチ
2 計画立案 段取り、プランニング
3 継続と切り替え 物事の優先順位を決め
切り替え、中止する 作業中に必要
4 行動の調整 セルフモニタリング
(自分で自分を監視、調整)
最初から最後まで必要
実行機能が弱いと
家に帰って、手を洗い、ランドセルを置き、
宿題をするということはなく、すぐにゲーム
宿題をやっている途中に
あれっ いつの間にかゲームをしている
テスト勉強しているうちに 机の掃除!
これ、高校時代の私
大人になったら
期日までの仕事、レポートが出せない
期日までの納金ができない
と、生活していくうえでの困りごとが
大きくなってしまいます。
そうなると、いい加減なやつ、
約束を守れないやつというレッテルを貼られ
社会的、個人的にも孤立を深めてしまいがち
そうならないように、気づいたときから
正しい対策をとっていきましょう!
先手必勝ですよ!
まず
1 意志 目標を決め、やる気スイッチを入れる
何をしたらいいのか確認!
最初は一人では 難しいので、
ママの声かけから始めましょう。
いきなり、「宿題!」といっても
やる気スイッチが押せないので
「今、○○やっているんだね
どれくらいで終わりそう?それ終わったら
いっしょに 宿題しよっか」
笑顔で、ゆっくりと、やさしい言葉で誘ってください
「終わったら、おいしいお菓子があるよ」
と次の楽しい見通しも忘れずに
そして、
やろうと思ったら、鉛筆がない、
ノートがないということがないように
必要なものを 最初はママが先回りして
準備しておくのも大切
それだけでやる気がなくなってしまいますからね。
机の周りに、気が散りそうなものを
片付けておくことも大切ですよ
バトルになりますからね。
だんだんできるようになったら、
お子さんと一緒に準備していきましょう。
今回は ここまで 次回に続きます
それでは
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参照 発達障害の子どもの実行機能を伸ばす本 著者 高山恵子