開田高原を代表するそば屋の一つ。かつては「ドライブイン開田」
として、そばの他にカツ丼やカレーなど様々な定食を扱っていた。
その後、大幅な建物の改築にあわせ名前も「そば処まつば」に改名し、
そば料理を専門に扱っている。
場所は国道361号を高山方面(木曽町開田支所)へ向かう途中の
左側。
天気が良ければ建物の前方には御嶽山の勇姿を望むことができる。
店内へはいると右側に8畳の和室が2間、左側にテーブル席や畳の部屋がある。
また、2階には30畳の大広間があり、団体客が利用できる。この部屋からの御嶽
山の眺望は格別だ。
メニューはざるそばや盛りそば、とろろざるそば、かけそば、山菜そば、すんき
そば、月見そば、とろろそばなど8種類余り。一番人気はやはり、ざるそば。
ざるそば(900円)
また、寒い時期は開田名物すんきそばに限る。そばとすんきと汁が見事に
調和し、おいしさを増す。
すんきそば
すんきは開田カブの茎の部分を乳酸菌発酵させた冬の漬け物で、
開田高原ではほとんどどこの家でも作っている。こうしてすんきそば
として食べたり、みそ汁の具にしたり、鰹節をかけ少し醤油をたらせば
酒の肴にもなる。
昭和58年には長野県味の文化財にも指定されている。
飲み会の後の締めは大抵ラーメンかお茶漬けが定番であるが、開田
高原のすんきそばに勝るものはないのではないかと思う。
住所:木曽町開田高原末川3,904番地1(地図 )
アクセス:JR木曽福島駅からバスで約35分
電話:0264-42-3100
営業時間:11:00~17:00(12月~3月) 11:00~18:00(4月~11月)
定休日:月曜