毎度お世話になります。

岡山の油売りです。

ちょっとアップが出来ず申し訳ありません。

子育て世代給付金が色々ありながら、現金10万円一括給付可能になりましたね!

私は全く対象ではないのですが、メーカー営業Tさんは中学生以下の子供が3人いるので、30万円貰えると嬉しそうでした。

もちろんしっかりと消費して経済活性に充てると言っていましたが、釣道具代にならなければいいのですが。

金属加工油の冷却装置の続きです。

今回は水溶性金属加工油についてです。

水溶性金属加工油は希釈後主成分は水になりますので、気化熱の作用にて冷却性は有ります。

不水溶性金属加工油とは違い水は自ら蒸発して、冷却作用も高い優れた物質です。

恒温動物もこの水(汗)の冷却作用にて体温を保っている事は知られています。

しかし水も色々な要因で温まります。

外気温にも左右されますしポンプなどの流動抵抗、モーターなど機械で発生する入熱、加工で発生する熱などなど。

よって精度を必要とする加工には、水溶性金属加工油の温度制御することが重要になって来ます。

精密な工作機械や5軸加工機は水溶性金属加工油の温度を一定にするクーラー(チラー)を設置されているケースが多いです。

これは機械(金属)の熱変位を抑える事が目的です。

例えばクローズループ方式の機械で、位置情報を機械に貼り付けているデジタルスケールより位置を制御しますが、そのデジタルスケールを貼り付けている機械が、膨張や収縮すると貼り付けられているデジタルスケールも伸び縮みすることになりますので、主となる工作機械本体の温度を一定させる事が重要になります。

基本このクーラーは外気温と水溶性金属加工油の温度を同調させるクーラーが多いと思われます。

しかし水は自身の温度より気化熱の影響で低く冷却するケースが多く冷えすぎる事が多い。

メーカー営業Tさん曰くクーラーの設定温度を外気温度プラス2℃にしておくと、いい塩梅に機内温度が安定するとのこと。(参考まで)

色々奥が深いですね!


セールスエンジニアって言うだけあって、豆知識も豊富なブラザースイスルーブです。


<グループ>

高松製作所

ケイアイサプライ

松葉化粧合板

MKサポート


問い合わせは下記メールにて

fumifumi30pa@gmail.com



にほんブログ村 企業ブログ 化学・金属(製造業)へ