しばし考えて、このブログに少し私の今を
書き綴ろうと思いました。
長い話になると思うのと、人によっては全く当てはまらないと思う、私の経験による小さな選択の積み重ねであるから。
でも、「人それぞれの選択肢」ということで
今の私が記録します。
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「入籍が決まりました」
この言葉を最近はよく話すようになりました。
お付き合いしていた彼氏と来月、籍を入れます。
お互いの親にも会いに行き、戸籍謄本を取り寄せて、先日婚姻届にもサインと捺印をしました。
そのため、自分の戸籍謄本を久しぶりに見た時、「そうでした。私の家族というのはこの形でした。。。」と思い
婚姻届の書き方を調べていた時に「夫となる人と新しい戸籍となり、本籍地も二人で場所を決めていいのです」と見た時に涙が出そうでした。
私は自分の家族の状況を人に伝えるのは今までとても難しかった。
不幸だったとは思ってない。
むしろ、この状況の中では大事にして貰ってきたとも思っているのです。
でも、親不孝かもしれないけど
我が家での戸籍、家族のかたちは私を暗い気持ちにさせる、思い出させるものでもありました。
とても重い何か。
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今から10年前に前職である会社に勤め始めました。
私より1週間早く入っていたひとつ年上の女性の人とすぐに仲良くなりました。
彼女はとても仕事が早くてボヤボヤしている私は彼女から教わることばかり。
でも、話をしていても楽しくて
敬語もあっさりやめて、年齢関係なく心許せるひととなりました。
彼女の細かいことは書けませんが、色々な話をしているうちに
彼女の家族の問題と心の傷についての深刻さ、その上で立ち直ってはいない状況。
何とか今を過ごしていることを聞くことがあり、二人で泣いた夜がありました。
彼女は私に言ってくれました
「だからこそ、自分で家族を作っていきたい」
その夜から、
一緒に満期を迎えて退社するその日までの間に、現実とするには何個も山を越えるべく
奮闘しながらもまっすぐに向かっていった彼女の姿を
私はそばで見せてもらうことができました。
自分の生い立ち、家族の問題はお家でそれぞれありますね。
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私と父には問題がありました。
表向きは「名前」
その裏側に潜んでいた「心の弱さ、依存心」
そこが大きなテーマでした。
私、どこかで信じすぎていたのかもしれません。
でも、どんなに頑張っても世間の言う、求めてる美談になんていっこもならない。
与えられたと思ったら、そこには「家」が絡んだ理由がいつもあった。その度に少しずつ諦めていった。
でも、父にはそれが愛でした。
それを私が受け入れるには、名前を一生変えず
父のそばで過ごすことを将来的に考えて、家督を継ぐ。世に言う厳格な家の長男として生きることです。
「そばにいて、親の面倒を見る。
当たり前のことをなぜ出来ない?
それこそが親子なのだから、そのための婿取りは、正直どうでもいい。
他の男に興味はまったくない。
そのためなら、なんでもしてあげよう。
困りごとはないかい?
元気にくらしているか?
いつでもおいで、我が家の残された子孫であり
お前は誰でもない大事な娘。
この家が無いと、そんなに甘えてお前は生きていけないのだろうし
ということは、俺がいないと生きていけないだろう?
全部うまいことやってあげるから
お前の母親だろうが、彼氏だろうが興味ないけど他人なんかほっておきなさい」
愛ってなんだろうね
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これも前職での話ですが、結婚しても名前を変えなかった方がいらっしゃいました。
呼称を変えない人では無く、旦那様も自分も名字を変えない「事実婚」を選択した方です。
お二人とも当時20代で、社内でも少しセンセーショナルでした。
式などは普通に挙げて、会社の方たちも招待されて普通の結婚となにも変わりありません。
聞いてはいたけど、そうか実際そういった選択もあるのかと、その当時は思っていたのですが、
会社のとある人が何気なく「普通、旦那様の籍に入るのが当然なのに彼女わがままよね。そんなにお嫁さんの仕事が嫌って信じられないわ」って私に話しかけてきた時、私は絶句してしまいました。
籍を入れる入れないってそういうこと?
実際はわからないけど、私はお二人が事実婚を選んだ理由は違うと思う。
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私には母もいます。約30年前に離婚してます。
難しい内容ですが、ただただ離婚したっていうわけではない部分が大きい。
私の戸籍では私自身が母の旧姓を名乗ることは出来なかったのです。父側の事情のためです。
そのため母が「旧姓に戻らない」と決断したのは完全に私のためです。
「娘と名前が違うのだけはダメだ」
その選択がどんだけ私に30年、安心感をもたらしてくれたか。感謝しかありません。
私がその母と、姓が違うという選択をする。
とんでもない親不孝とどうしても「母では無く、私が」思ってしまう。
このことについては
長い間、母と対話し続けていました。
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いくつか、具体的なことを書きましたね。
そんなこんな色々なことが人にはおこります。
だからといって人にいちいち説明はしません。
もちろん「家はそんなのまったくないわ~」っていう人もいるのが社会。
その中で何を選択するのかは、どういう風に生きていくのかですよね。
私は彼の姓を名乗ることを選びました。
ここに書ききれないたくさんの選択をしました。彼にも、母にも、彼のご家族も考えること選択はそれぞれにあったはずです。
その上で結婚を受け入れて貰えた。
わたしは
彼と新しい家族になり、新しい戸籍を作る。
家族を自分で作る。
彼と一緒に家庭を育む。
依存ではなくチームになる。
助け合って手を取り合って生きてく。
そう選択しました。
姓についてそんな事がこの世の中にあること
必要な誰か、
もしくは未来の自分が
知ったり、思い出すといいなと思って
この話を締めます。
