こんばんはニコニコ

みなさま、お疲れ様です

今日は娘の話。

6月30日の日曜日
弟と温泉に行った帰りに
コウノトリが2羽田んぼにいました。

地元でも普通に見かけるようになり
今となっては
決して珍しいわけじゃないけれど
それでも見かけると
「あっ!コウノトリやっ!!」となる。

特に弟はコウノトリが大好き。

近くで見ようと
車の速度を落としてそーっと近づくも
やはり羽ばたいてしまう。

そして電信柱の上に止まったコウノトリ



薄暗くなってたので

鮮明じゃないけれど。



昔むかし

娘がまだまだ小さい頃

5歳くらいだったかな?


「ねぇ!まま!!

わたしは、どこから来たの??」


わたし

「◯◯ちゃんは、コウノトリさんが

ぶら下げている小さなカゴに乗って

やってきたんだよー♪」



(画像お借りしました)


↑こんなイメージで。


「コウノトリさんが、◯◯ちゃんを

ママたちのところに

運んできてくれたんだよぉ♪」


「そうなのー?!すごいっ!!♪」



そんな話をした時の光景すべて

今でも覚えているのです。



娘は

この土日月と軽くプチ失踪した。


最初オカンには

友達のところに行くと言ったものの

オカンが怪しんで突っ込むと

他府県へ行くと言った。


ビックリしたオカンは

わたしに報告しようとしたものの

娘に全力で拒否されたとのこと。


「ママには内緒にして!!」と。

「日曜日には必ず帰るから、お願い!」


わたしの耳に入れば

めんどくさいことになると

考えたのだろうと思う。

間違いなく注意をされるだろうと

娘は考え

オカンには仕方なく

最低限の内容は伝えたものの

とにかく

早く家を出ようと焦っていたそう。


オカン

「じゃあ!日曜日に帰らなかったら

ママに報告させてもらうよ?

月曜日の仕事はきちんと行くように!」


「わかった!!」


オカンと娘は約束を交わして

オカンは娘を見送った。


オカンは約束と沈黙を守り

わたしに何一つ言わなかった。



そして昨日、月曜日。

姪っ子ちゃんの幼稚園のあと

いつも通り実家に行くと


オカン

「はぁ。。。」


わたし

「どないしたん??◯◯は??

朝ごはん食べたんかなー??

もうすぐ仕事の時間やなー?」


オカン

「あんたの娘さんなぁ。。。

はぁ。。。」


わたし

「えっ?なに?どうしたん?おらんの?」


オカン

「いませんわっ!!土曜日から!!!」

「わたしもう怒ってええかー?!」


わたし

「いや、だから何があったの?」


そして

土曜日から月曜日までの流れを聞いた。



娘に新しい彼氏が出来たという。

それも他府県の。

オカンも土曜日に初めて聞かされ

だから

わたしに報告しようとしたけど

今回だけはやめて!!

必ず自分の口から報告するから!!

日曜日には帰るから!!

とのことで

お金も持たせて見送ったとのこと。


わたし

「お金も渡した??なんで??」

「ところで今日仕事やけど休むってこと?」

「なんで今それを言うたの?」


オカン

「もぉ!!わからへんー!!!

嘘に嘘を重ねて、もう意味わからん!!」

「あんたー連絡してー!!!」



結局そうなる。


娘にLINEをし

居場所と、この後のことを聞く。


とりあえず無事を確認するも

それから連絡が途絶えた。


オカンが連絡をしても

既読にならない。


わたしとオカンは

ため息しか出なかった。

心配なのと

何を考えてるのか?という情けなさと

とりあえず今は無事という安堵感と

連絡が途絶えた焦りと

朝から

とてつもなく精神的に堪えた。


場合によっては

他府県に

迎えにいく準備もした。


夕方になっても既読にならない。


夜になっても既読にならない。


オカンとずっと連絡を待ち

やっと22時前に帰宅した。


わたしは娘と話をした。


内容は長くなるので割愛するけれど。



難しい、ほんと。


日頃、普通の会話をして

どこかに行く時も誘ったり

普通のはずだと

わたしは1人で思っていたけど


娘の中には、何かがある。

それは見ていて何となく分かる。


オトンもオカンも孫には超絶優しい。

過保護すぎるくらいで

側から見たら

何不自由なく生活している。


けれど日頃から

何か満たされないものが

娘の中にはあって

オトンとオカン

わたしの心配をよそに

一方的に冒険に繰り出し

嘘に嘘を重ね

入社して間もない仕事も疎かにしてでも

その瞬間に守りたいものがあり

それは、とても伝わったけど


正直、???と

わたしとオカンは内心思っている。


正論だけでは何も伝わらない。

全く何も干渉しなくても

口うるさく何か言っても

どっちに転んでも

今の娘は人生の迷路の中にいる。


子供じゃないから、

年頃のいい大人だから、

親や祖父母の思い通りにはならない。


ある程度

こちらの気持ちは伝えたけれど

きっと、今は難しいことも分かった。


今日

仕事に行くと言って出て行ったけど

こっそり

オカンが娘の自転車を探しに行くも

そこに娘の自転車はなかったという。


オカンが見つけられてないだけかもだけど

もしかしたら。。。

もう仕事は行ってないのかもしれない。


わたしは

本当はすぐに尋ねたい。

もしも

仕事に行ったフリをして

どこかで時間を潰してるなら

それはそれで酷だろうし。。。

やめてしまったなら

終わったことを咎めても仕方がない。



けれど

オトンから禁止令が出た。

「今は、黙って見守ってやってほしい」

と。


オトンに対して

わたしとオカンは

ツッコミたいことは山ほどある。

けれど

今は3人で見守ることにした。


きっと長期戦になる。

その覚悟もした。

いちいちのことに一喜一憂もしない。


ただただ心配ではあるけれど

いまは心配しかないけれど

きっといつか

自分のことを自分で気付き


娘と、わたしやオカン達みんなで

「あー!そんなこともあったな(笑)」

って笑い話になる日が来てくれたらな

と、オカンと話した今日。


コウノトリさんが

◯◯ちゃんを運んできてくれたよ♪

と言ったわたしに

目をキラキラさせて

そうなのー!?と言った

あの時の娘を

今、よく思い出す。


姪っ子ちゃんを見ていたら

毎日、娘の小さい時も思い出す。


笑い話や思い出話は別として

過去は過去なんだと

あまり深刻に振り返らないわたしが

昨日のことのように

娘の小さい頃を思い出すのは

そういう歳になったからなのか

今の娘に対しての深層心理なのか

色んな感情の整理をしてるからなのか

自分でも分からない。



明日もいつも通り

姪っ子ちゃんとこへ行き

そのあとは

いつも通り実家に戻り

そして

仕事に行ってくるという娘を見送り

オカンとまた話をする予定。


今から

遅めの晩御飯とお風呂。

ゆっくりします。



※頑張って咲いてほしい!


それでは、また明日ニコニコ