千穐楽の第一部 | *sakura日和*

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歌舞伎好き 観劇や読んだ本などの感想・仕事のこと・作ったもの・日々のこと…など、ぼちぼち書いてます。


「三月大歌舞伎」初日の幕が開いたと言うのに
今さらながら二月千穐楽の感想😓


第一部はこの席で

席に着くとお香の匂い
1種類だけじゃなくて様々な匂い


「本朝廿四孝」十種香
勝頼の紫と
八重垣姫の赤と
濡衣の黒と
衣裳のコントラストが目にも鮮やかで
着物ならではの配色で
歌舞伎らしい華やかさ✨

門之助さんの勝頼は品があるので
花作りに身をやつしていても
八重垣姫が本物の勝頼だと覚ってしまうのも
わかる気がします
あまり動きがないなか
3階席ではわからなかった表情が見られて
勝頼の苦悩を感じました


魁春さんの品格漂う八重垣姫
動きが多くて大変そう
千穐楽だから
ちょっとお疲れなのかな・・・
と感じてしまいました


孝太郎さんの腰元濡衣が
凛としていて素敵で
1つ1つのしぐさに
見入ってました


錦之助さんの
大きさを感じる長尾謙信が登場すると
場の雰囲気ががらっと変わり
お芝居もテンポよく進む


十種香
浅草歌舞伎で観てみたいなぁ✨

勝頼・・・隼人さん
八重垣姫・・・莟玉さんか米吉さん
濡衣・・・新悟さん
謙信・・・錦之助さん

妄想中😌




「泥棒と若殿」
松緑さんの泥棒伝九郎と
巳之助さんの若殿松平成信と
ほぼふたりのお芝居


幕が開いてすぐの
伝九郎が足を踏み外す場面
2度目なのにまたもや驚く👀


広太郎さんと亀鶴さんと亀蔵さん
実力のある役者さん達が脇を支えることで
お芝居により深みが出て


男寅くんと左近くん若手の頑張り
左近くんが大きくなっていてびっくり


伝九郎と成信が日々過ごすうちに心を通わせ
お互いに必要な存在であると思い始めての
桜吹雪🌸の中での別れ
桜🌸が美し過ぎるから
余計に悲しくせつなく・・・😭


松緑さんと巳之助さんの当り役になっていくのかなぁ
と思える素晴らしい舞台でした✨



感想を文章にすることの難しさ
最近特に思う

そんな稚拙な文章の感想を
最後までお読み頂き
ありがとうございます🙇



sakura桜