「THE INDEPENDENTS」By Leslie Kee
すっかり涼しくなって、虫が鳴き始めたりしましたが、
皆さん、元気ですか。
私は、二週間くらい具合悪くしてたけど、少し回復してきました。
さてさて、先週9/12は「VOGUE」主催のグローバル・ショッピング・イベント 「VOGUE FASHION'S NIGHT OUT」が表参道・青山・原宿エリアで
開催されていました。
(これは『VOGUE』を発行する国々が、
「ファッション業界の活性化」を目的として行ったショッピング・イベント)
そんな日に、ヨウジヤマモト青山本店では、
レスリーが初監督したショートフィルム「THE INDEPENDENTS」の上映会
があるということで、お友達のレスリーと浦和レッズの槙野くんにお誘いを受けて、行ってきました。
主演されていたのは、斎藤工、安藤政信、槙野智章、太田光る, PHILIP HUANG, SUPERTWINS, SEBASTIAN CASTRO, TAKA IZUMI, I DON'T LIKE MONDAYS←アイドラちゃんもかっこよく映ってたよ、デビュー後順調に
活動していて、長いこと見てきた私としては、嬉しい限りです(^^)
私が映画を見て感じたことは、光と影の部分から生まれる繊細さと
強さでした。内に秘めた強さを映画や写真に感じました。
映画のタイトル「Independent」。自由な、自主的、頼らない。
強さがあるんだけど、でも、それを表にバンと出すのではなく、
内に秘めた強さ。その奥ゆかしさが「日本」の象徴でもあると思います。
ヨウジ・ヤマモトさんのお洋服もシンプルな黒や白のものでも、
その配色のバランスが絶妙だったり、また、洋服のラインもそうですが、
影の部分というものをよく感じます。
色々調べてみたら、山本さんのコンセプトは、
「社会の規範に縛られることなく、自由な精神を持つ」 だそうです。
1981年のパリコレクションでのデビュー以来、
伝統的な西洋的服作りへのアンチテーゼ、
「アンチテーゼによってモードを制覇する」という哲学のもと
モード界に革命をおこそうとされているようです。そして、
その反骨精神で、常にタブーを壊し時代に流されない
新しい価値観を創造する服作りにより哲学を表現していると。
レスリーの人生も波瀾万丈ですが、どんな状況になっても
自分の感じたこと、思っていること、表現したいことのためには
決して屈しない生き方だと思います。
現代は、色々な情報が飛び交い、その情報に惑わされやすい環境に
あると思います。そんな中でも本来の自分がぶれない強さを持ち、
各々が持つ個性で自由に表現していこうという
メッセージだったのでしょうか。