「夢」という言葉の続き
最近、モノノフの友達と「夢」について、話をした。
彼女は、ももクロが好きな理由に
「自分がやりたいこととか夢がないから、
夢に向かって頑張っている五人の姿や、
実際に夢を叶えてくところが魅力にかんじてる。」と。
???
夢がないってどういうことだ!?
よくよく、話を聞くと、ちょっと前まで、化粧をして
外に出ることの意味すらわからなかったと。
誰かが別にみてる訳じゃないから、していく必要ないと思っていた。
見ている対象がいないのに、努力する意味がわからないって。
困った・・・。
私は、何のために努力しているかというと、
スケートの夢、目標を叶えるためだが、果たして、
それがなかったら、どうなんだろう。
私は、たまたま父の仕事でアラスカに住み、
帰国してから、母がアラスカでもやったスケートを、習わせたら、
私が気に入って、それがたまたま夢、目標の材料になった。
とても、運が良かったのだと思う。
しかし、そもそも、夢を持つことが何故必要なんだろうか・・・
私の好きな美輪明宏さんの言葉に以下のものがある。
「人はいくつもの条件をクリアして、この世に生まれてくる。
たくさんの中から選ばれ、魂を磨く修行のチャンスを与えられる。
生まれてきたたけで有難い。 」
「自分には才能がない、生きる資格がないと思っている方へ。
本当にそうでしょうか?
何十種類も病気があるのに、二十年、三十年、四十年と
生き続けることだけでも大変な才能。
生きる資格がある証拠。
」
ここにヒントがあるのかなと思った。
色々な条件をクリアして、やっと生まれてくることが
できた、魂は、努力で磨かなければいけない。
夢、目標を持ってそれに向かって生きれば自身を向上しやすい。
目標や夢は、自分から見つけに行く人もいるし、
与えらるうちに自分のものになったり、色々パターンがあると思う。
私が自分のスケート人生を振り返ってみると、
目の前のことをひたすら一生懸命やっていくことで、見つけられたかなと思う。
シングルジャンプができなくて、一生懸命練習し、
できるようになったら、今度はダブルになって、それが
できるようになったら、今度は、汚いって怒られて、
そこから、バレエを始めたら、今度は、表現することが
面白くなって・・・。
目の前にあることを、とりあえず、一生懸命、全身全霊やる。
そうするとおのずと、夢が出てくる。
そして、そんな「夢」を叶えるために、新天地イギリスへ
50歳でスタートをしたのが、ギターリスト、布袋寅泰さん。
(to be continued)