この景色、綺麗なお花畑みたいに見えますが、実は畑なんです。
愛知県の下の、太平洋の所にぽこっと出てる南知多っていう所なんですが、目の前は海で、ホント南仏みたいな空気感が漂ってて日本じゃないみたいなんです!素敵ですよねん。
そして、更に感動したのは、山本さんご夫妻の農業に対する考え方。とにかく草も虫さんも、みんな共存なんです。
だからホリスティックファームさんには、ちょうちょも虫さんもいっぱぁいなんです。ご主人いわく、『当然、ちょうちょがすぐ卵を産んで、作物についちゃうから、そりゃあいない方が助かるんですが、無理にそこを無くしてしまうと逆に自然のバランスが崩れて、おかしくなっちゃうんです。ですから家は、草を刈ったりはしますが、根っこから採ることはしません。本当は子供達が網を持って、ちょうちょ採りにきてくれると助かるんですがね』って笑って説明してくれました。
なんでも、土を創るのに3年もかかったそうです。しかもこの地は、昔は海の底だったそうで、今は隆起してナトリウムが程よく抜けて、マグネシウムやカルシウムやミネラルなど栄養分がいっぱいで、お野菜を創る土壌としても最高なんだそうです!
だからお野菜やハーブもホント元気で、種もきちんと取れる原種で、味も濃くて本当に美味しくて感動しました。
近くには、お伊勢さんに三島由紀夫さんの小説『潮騒』の舞台になった神島があったりと、歴史的にもいろいろ興味をかられる地でした。
今日は一泊して、ちょっとこの辺りを散策してみたいと思いまぁす(●^ー^●)。
史恵