思ってたんですが
ちょっと時間が出来て、しかも先にいらっしゃる方が順番を譲って下さって、ちゃんとお稽古させて貰う事ができました。ほんと感謝です。
裏千家の桜井幸子先生の所でお稽古させて頂いて、8年近くになるんですが、畳の上に正座して、なんか穏やかな気持ちで、今の目の前の事だけに集中できるこの時間は、私の大切な時間になっています。
ほんとお茶の世界の中には、お茶を点てるだけでなくお花に、焼き物、お香、お料理、炭、習字、着物、建築、きれ地、歴史と…。本当に日本の伝統文化が入った総合芸術の世界なんだそうです。
そしてお稽古は、勿論お着物を着られてる方もいらっしゃいますが、絶対着物じゃなくてはいけないという事ではなく、お洋服の場合には、白いｿｯｸｽがあれば出来るという気軽感も嬉しいですねん。
最初恥ずかしくて、なかなか言葉に出来なかった『ごきげんよう』も今では自然に出るようになりました。
もうそろそろしっかり覚えなきゃと思って、ﾒﾓを取ってた時にも、『解らない事は、その都度聞いて下さればいいのよ。その為のお稽古なんだから。』と言って下さる先輩のお言葉にも感激しちゃいました。
季節をきちんと感じ、又こんな綺麗な日本語があったんだぁと感動し、毎回いろいろ発見があって、お稽古に伺うのが楽しみです！！
よく『座右の銘』にされる『一期一会』。この言葉は、まさにお茶からの言葉で『一生に一度のこの出逢いと心得て、お客様に喜んで頂けるように、真心を込めて行う事。』なんだそうです。
真心を込めてお茶を点て、茶花や掛け軸を選び、そこから又お話が膨らんでいく。
本当に素敵な世界ですよね。お着物を着て、和の世界に身をおいてる時…。ほんと日本人として生まれて幸せだぁって思います。
幸子先生が最初に教えて下さった『茶道とは、人として生きる為のﾏﾅｰなんです。』という言葉。
世の中で生きていくという事は、自然や人との関わり合いでの毎日な訳ですから。
本当に大事な所ですよねん。
幸子先生は、いつもお優しくて、ﾁｬｰﾐﾝｸﾞで、ﾊﾟﾜﾌﾙで、ほんと普通にして下さるお話も楽しくて。
例えば自動ﾄﾞｱ…(笑)(^-^)
一つの道を極められたすごい先生なのに、優しいｵｰﾗで、周りにいる人を自然と笑顔にしてしまう、本当に素敵な、私の憧れる、なりたい女性像のお一人でもあります。
本当に素敵な世界を教えて下さって、ありがとうございます。
ps,今日私が着てるお洋服は『ふみぃ～ちゃ』の夏ﾊﾞｰｼﾞｮﾝです！意外かもしれませんが、けっこう『あまあま系』好きなんです。
史恵
