色の風景 墨染めの衣


僧侶が身につける黒色の衣のことを墨染の衣と言いますが、

実際に墨で染めているわけではないのです。

墨で染めると真っ黒いには染まらないのです。

どんなに深く染め重ねても真っ黒にはならず、

鼠色にしかならないのです。


黒という色に染めるには、他の色をしたに染めてから、

黒になる染料を染めることで、深い黒が現れるのです。


例えば深紅に一回染めてから黒をかけ染めると、

深い黒になるそうです。


黒はすべての色を吸収する色。

そして僧侶は仏の世界に通じ、

人々の全てを受け入れてくれる人という。


仏教だけでなくキリスト教の新婦も黒の服を通常は着ています。

他の宗教の聖職者も黒の服装が多く見受けられます

(ただし東南アジアの仏教の聖職者は黒でなくオレンジ色の衣を着ています)


黒は悲しみ、辛さ、そして良いことの全てを受け入れるいろ。

そのようなことを受け入れてくれる聖職者が着る色が

墨染の黒という事となのでしょう。


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