リベラルアーツ

リベラルアーツ?

聞き慣れない言葉かももしれませんが

教養学として訳すとわかると思います。


ギリシャローマ時代から「人が持つ必要があ。技芸の基本」

と言われた自由七科(教養)のことです。

文法学、修辯学、論理学、算術、幾何学、音楽をさします。

古代から中世そして20世紀前半までヨーロッパの大学で

もとめられてきたものだと思います。


リベラルとは人間が生きていく為に必要な事である

本来の自由を表現すること。

アーツとは技芸のことです。


今の時代のリベラルアーツとは

生きていくために必要な教養としての学問

という言い方がふさわしいでしょう。


古代のリベラルアーツとの違いとしては

今の時代軽視されていたり一部の人のみが

学んでいるとされる天文学、音楽などが入っていることです。

文法学(語学)修辞学、論理学、算術、幾何学は

今の世の中でも本来大切であり、

中学卒業位迄に基本を身につけて

おくべきものと思われます。


フランスの教育の中に修辞学や倫理学は哲学の

授業として必須に近いものとして扱われています。

 

しかし日本では、修辞学、論理学は一部の人が

学ぶものとして抜れているので す。

そのため日本人は自分の意見を論理的に考え、

人前で発表するのが苦手なのです。


.

文法学とはは国語と語学のことです。

算術、幾何学とは数学のことです。

これは中学卒業までに基本を学び、応用を高校時代に学習しているはずなのですが、

高校、大学生になっても、この基本ができているいない人がたまにいます。

 

以上の7つの古代から近現代のリベラルアートは

その時代に教養人として必要であり、

その次代にそったものとなっています。


又、現代にも必要となっているものも多くあると思います。


音楽は芸術の一分野ですが

人生に価値を与えるものとして必要なものです。

芸術は、音学ばかりでなく、美術や演劇においても、

人間の情緒、感情、思考に豊かさを与えるものなのです。


芸術を活用すること、すなわちアートシンキングを活用することは、

昔も今も変わけない大切なものなのです。

近年高校では音楽や美術など芸術科目は

重要視されていない科目です。

芸術を重要視する事は これからの世の中で

自分らしく生きていく為にとても必要なことです。


.リベラルアートの範囲や内容は、昔と現在の

私達が生きていく上で必要な科目はく国は変ってきています。


大学でのリベラルアートには

天文学、算術幾何は 科目として重要視されなくなったかも

しれませんがそう代わりに

経済学、政治学、心理学などが

基本概念の科目として必要となってきています。

ここ10年位の間に、多くの大学がリベラルアー科を開設しています。

リベラルアート科に在籍すれば、自分の専門分野を決めず、

興味のある科目を横断的に選択し物を多角的に

学ぶ事が出来るのです。


これは30年以上前から放送大学において教養学部として扱われやいた

やり方に近いものかあります。


芸術と言う物の本質に近いものがあります。

芸術とは、物事を多角的に見て、色々な考えをまとめてつくリ上げる

ものが本来のものです。


リベラルアーツの真髄はアートシンキングとしての思考と

つながる物があります。


リベラル・アーツ的、アートシンキングが私達を

生き生きとした暮らしに役立っていくことでしょう。