おはようございます
3つの腫瘍
(悪性黒色腫、甲状腺乳頭癌、膵神経内分泌腫瘍)
が各々診断確定され、
本格的な治療が始まったところからです。
発端(最初に診断を得た)の、悪性黒色腫についてです。
<サマリー>
病変はふくらはぎ付近にあった、
φ8mm×6mmの黒いほくろ様の物。
中央にφ2mm程度の水泡様膨隆あり、潰瘍なし。
色は全体的にやや濃淡のある黒色。
初診は開業医の先生。
そこから大学病院を紹介していただき、
大学病院の初診日に足の病変の全摘出手術となる。
摘出した病変の病理診断にて確定診断に至ったため、
センチネルリンパ節生検および、病巣周囲の拡大手術予定となる。
(厚さ1.2mm、BRAF遺伝子陽性)
初診時の病変摘出から26日後に、
全身麻酔下にて、手術。
センチネルリンパ節は鼠径部に存在しており、摘出、検査へ。
(手術の数時間前に病変の存在部位周囲へ薬剤を注射し、
薬剤が最初に流れた込んだリンパ節を
X線で同定、検出済み。)
また、腫瘍の存在した周囲にマージンをとり拡大手術。
(結果としては、120mm~130mmの直線の縫合)
リンパ節摘出手術から約10日後に
センチネルリンパ節の病理結果がでる。
陰性であったため、化学療法はなし。
その後は創部の治癒を経過観察および、
再発転移の有無を精査する経過観察となる。
術後1週、2週、1か月、3か月、8か月の付近で通院。
術後8か月目に、再度PETCTを行い異常なし。
(術後6か月目あたりでPETCTを行う予定だったが、
他の病気治療のため、この時期に。)
このような経過でございました
次回は術後14か月目頃の、診察予定となっております